最近急に、教室に
なぜか思うような成績の出ない子
がでてきてしまいました。
その子達は
ある一クラスに集中しています。
頭の回転が早くて
暗唱もすぐに覚えられるし
説明したことを理解して
すぐに対応できる能力もある。
提出物も
スピーキングテストも
ちゃんとできている
とのことなのですが･･･
ある子はテスト本番になると
どうでもいい間違いで
点数を落としまくって
点数が伸びず
またある子は
テストの点数がいいのに
評価を落とされる
なぜなんだろう
そして今週
この子達を観察しながら
おしゃべりしていたら
ある共通点に気がつきました。
それは・・・
欲の無さ
「自分はこれくらいでいいんです」
「今のままで幸せです」
という姿勢は
一見、「足るを知る」という
美徳のように聞こえますが
実は
手のかかる兄弟や
自己主張の強い家族がいて
我慢する癖がついていたり
何か傷ついた経験があって
望みを出すことさえ辞めてしまったり
と言う影が
その子達にチラチラと見えたのです。
「早い者勝ちで
お菓子を好きなだけ取っていいよ」
と言っても
自分からは手を出さないのも
こういう子達の特徴です。
つまり
本当は欲しいものを
欲しいと言えない
と言う状態に陥っている可能性がある。
あれ？
これってよく考えたら
過去の私が発していた波動では？
約1年程前のこと。
速読のレッスンの中で
「もし余命があと1ヶ月だと分かったら
あなたは何をしますか？」
と聞かれたことがありました。
その時、私は
私は今の自分に満足しています。
家族に恵まれ
友達に恵まれ
隣人、知人も良い人ばかりで
好きな仕事をして
可愛い生徒
素敵な保護者に
囲まれています。
だから余命があと1ヶ月でも
今と同じ生活を続けるでしょう。
と自信たっぷり
に答えました。
その速読教室では
人の発した言葉を否定しませんから
「いいですね
」
とだけ言われたのですが
これを言った後の私の心が
なぜか穏やかではなく
むしろ軽くざわついている
ことに気がつきました。
だって、満足していると言いながら
海外旅行にバンバン行く友達
や
モデルハウスのような
素敵な家に住む友達
インスタや You Tubeのフォロワーが
100万人というどこかの誰かを見て
すごいな、うらやましいな
と思っている自分もいるから。
その後、
ビジネスで成功している方に
たくさんお会いする機会があって
学んだことは
人は成長するために
生まれてきている
ということ。
ですから、
現状に感謝をすることは
もちろん大事なことではありますが
現状に満足して
成長の歩みを止めることは
魂の望んでいることではない
そして成長するためには
健全な欲が必要だ
ということです。
真の成功者の欲は
我欲ではありません。
彼らは
自分たちの成功が
回り回って
世のため、人の為になると
信じていて
そのことが更にビジネスを拡大させる
原動力になっているのです。
1年前の私は
きれい事を言って
成長することから
逃げていただけだったのですね
✨ ✨ ✨
さて、話は戻って
今の生徒達の状態は
過去の、いや、
もしかしたら今も捨てきれない
私の心の映し鏡なんだろうな
と思います。
だから今私にできることは
欲しいものがあるのならば
ちゃんと
「それが欲しい」と認めよう
と、子ども達にも
しっかり伝えて行くこと。
ですが
現状が1年前の私の映し鏡ならば
もっと効果的なのは
私自身が健全な欲を認め
成長を諦めずに前進すること。
これを続けていけば
目の前の子ども達も変わるだろうと
確信しています。
さて、この実験どう出るか。
結果は乞うご期待です。
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