You can't know yourself 

until you know others.

 

他人を知るまで自分自身を知ることはできない

 

 

 

昨日、スクールで

クリスマスパーティーがありました。

 

 

今年は

コロナによる制限が緩和されたので

久しぶりにみんなでケーキを食べました。

 

すると6年生の女の子がもじもじと

 

ニコ 先生、「いただきます」と

英語で言いたいけれど

なんて言えばいいんでしょうか。

 

 

礼儀正しい素敵なお子さんです飛び出すハート

 

 

そこで、英語には「頂きます」という

表現がないので

Let's dig in! 

Let's eat!

 

などと言うのが食事開始の合図になるかな~

と言う話になりました。

 

もちろん、キリスト教などの宗教を

信仰している家庭では

食事前のお祈りで

 

 

主よ、

この食物をいただけることに感謝します。

アーメン。

 

 

などと食事に感謝を捧げる習慣もありますよね。

 

ですが、

 

 

「いただきます」

というたったの6文字で

 

食材、作ってくれた人、

食べ物を育ててくれた自然への感謝

 

それらの恩恵を謙虚に受け止めることを表し

 

同時に食事の開始を宣言できる

 

 

こんな便利で素敵な言葉は

世界中をどこを探しても

なかなかないのではと

 

盛り上がりました。

 

 

お祈りよりも気軽で簡単だからこそ

みんなが毎日、毎回、実践できる

「いただきます」

 

私たちにとっては当たり前のことが

どれだけ価値のあることか

 

他の文化と比較することで

初めて実感することができます。

 

 

 

幼少期から多読や多聴を通じて

外国の文化に触れてきた子ども達とは

 

このような話が自然にできて

反応もとても良いです。

 

 

私は若い頃、

外国の文化に憧れ

日本のモノは古い、ダサい

と思っていました。

 

 

私が日本の素晴らしさに気がつき

日本の魅力を伝えたい

と思い始めたのは

大人になってからでしたが

 

 

私の教室の子ども達は

みんな「日本が大好き」だ

と言ってくれます。

 

 

幼い頃から国内外の情報に触れることで

外国の良いところは素直に受け入れつつ

自国の素晴らしさにも気がつけるのかな

と感じます。

 

 

 

日本人の精神性や豊かな文化を

世界に正しく発信できる人が

もっと増えていきますように。