いつも拙いブログを読んでくださり

ありがとうございます。



今は胆管がんで亡くなったパパの

闘病生活を振り返りながら

その時々にふと思い出した事
残された家族の日常などを綴っています。
以前書いた内容と被る事もあるかと
思いますがお許しください。


パパが胆管がんで亡くなってから
葬儀までは
お寺さんの都合で一週間ありました


亡くなったのはちょうど今頃
6月の中旬でした


葬儀まで一週間もあるので
パパの体が傷まないように
ドライアイスを体の周りあちこちに置いて
毎日交換してもらい
エアコンの冷房を20度にして
24時間つけっぱなしで
冷やしました


その間パパは
布団の中で眠っていました
一番最後に仕事で着ていたユニホームを
着せてもらっていました


半袖なので腕の辺りは
ドライアイスが置かれていて
触れるととても冷たかったです


生きていたなら到底我慢出来ないほどに
冷え切っていました


その一週間の間
私は毎日パパの様子を見ていました


人って亡くなると
どんどん体がカチカチにかたくなると
思っていたのですが
実際は全部が全部かたくなるわけでは
ないんですね


髪の毛はもちろんですが
肌や唇はずっと柔らかいままで
いました


それはまるで
まだ生きているかのような
ただ眠っているだけのような
感じでした


そして…


葬儀の前日
私は最後にもう一度
パパの髪、パパの顔に触れ
お別れをしました


一週間経っても
パパは亡くなった日のままで
いてくれました


そしてそれがパパに触れた
最後の時となりました。。。