いつも拙いブログを読んでくださり

ありがとうございます。



今は胆管がんで亡くなったパパの

闘病生活を振り返りながら

その時々にふと思い出した事
残された家族の日常などを綴っています。
以前書いた内容と被る事もあるかと
思いますがお許しください。


数日前に
Drスランプやドラゴンボールの漫画家
鳥山明さんが急性硬膜下血腫で
亡くなったばかりなのに
今度はちびまる子ちゃんの声優さんの
TARAKOさんが急死されました


お二人とも同じ年代なので
なんだかテンションが下がります


私はドラゴンボールよりも
Drスランプ世代で
Drスランプのあられちゃんの
大きな丸い黒縁のメガネが当時人気で
私も似た感じのメガネを買って
使っていました


ちびまる子ちゃんも
日曜日の夕方の時間帯になると
ちびまる子ちゃんそしてサザエさんと
毎週ずっと見ていたので
なんだか身近な人たちが亡くなったような
感覚です


お二人ともいわゆる「急死」で
まだまだ未来がずっと続く途中だっただけに
本当に残念ですし
本人、ご家族、関係者の皆さんも
どうして…
なんで…
そんな思いでいるんじゃないかと
想像します


私がまだ30代前半の頃に
地元のお医者さんの講演会に
行った事がありました


まだ癌で亡くなる人が
死因のトップではない頃でした


その時にその先生の話の中で
死ぬなら癌で死ぬのが一番しあわせだと
言われました


なんで?
癌で死ぬのがしあわせだなんて
ありえない
あんなに苦しんで亡くなるのに
なんで?
私はそう思いました


義母を癌で亡くしていたので
癌の厳しさが分かっていたからです


話の続きを聞いていると
癌と言う病気はある程度予測が出来るからと
言うのです


だから自分が死ぬ前に
本人や家族が思い残すことがなく
死への準備ができると…


交通事故や今回のお二人のような
いわゆる急死で亡くなると
なんの準備もしてない状態で亡くなるので
本人も残された人たちも
悔いが残ると…
そう先生は話していました


その話を聞いてから
もう30年以上の時を経た今
実際パパの胆管がんと向き合って
最後の瞬間まで立ち会ったけど


あの時の先生の話を思い出してみて
確かにある程度は心の準備が出来たし
パパも亡くなる一ヶ月前まで
死ぬまで続けると言った仕事も
やり切ったと思います


そう言う意味では
急死ではわからない本人の思いが分かって
協力出来たので良かったと思います


ただ最後の最後は急に来て
パパが亡くなった後に
まだ言えなかった事や聞きたかった事が
あった事に気づいて
やっぱり大なり小なり悔いは
残るものだと思いました


でも先生が言うように
本人や家族にとって死ぬまでの準備が
ある程度まで出来ると言う意味では
しあわせなのかな
しあわせと言う表現が引っかかりますけど


お二人のご冥福をお祈りいたします。。。