いつも拙いブログを読んでくださり

ありがとうございます。



今は胆管がんで亡くなったパパの

闘病生活を振り返って

その時々にふと思い出した事、

残された家族の事などを

綴っています。



胆管がんだったパパが亡くなって

パパの葬儀を執り行いました。



他の県の葬儀はわかりませんが

コロナ以前の地元の一般的な葬儀は

ご会葬したあと香典返しをもらって

待合室でお茶やコーヒーなど

飲んでいただいたあと

そのまま帰る人は帰る

残って葬儀に出席する人はそのまま残る。

葬儀が終わると葬儀に出席した皆さんで

精進落としをして終了そんな感じでした。



コロナになって葬儀の形も変わり

ご会葬のあとは香典返しをもらって

待合室での休憩はなくそのまま

お帰りいただく

その代わりにペットボトルのお茶など

持たせてくれます。



葬儀は親族や親戚

喪主からお願いされた方のみで行い

葬儀のあとの精進落としもなく

終了となりました。



現在コロナが五類になってからは

どうなっているかはわかりませんが

そのままのやり方の方が楽で

いい気もします。



パパの葬儀には本当にたくさんの方が

ご会葬に来てくださいました。

来られない方々もご香典を

送ってくださったり

弔電やお花をくださったりと

最終的にかかった費用は

お寺さんの住職へのお礼など全てを

含めると

400万近くかかりました。

すごい出費です。



請求書を見た時には

アッチャー!って思いましたもん。



ご会葬に来てくださった方や郵送での

お香典を送ってくださった方

弔電やお花をくださった方

全てを合わせると500人近くに

なりましたから

そりゃあ費用もかかります。



あはは

今頃パパはこれを読んで

またケチくさい事言ってる!って

言われてしまいそうです。



でもお坊さんにお渡しする金額って

相場がわかりませんよね。

私は住職に直接お伺いしました。

住職は○○万〜○○万の間と

言われました。



これがまた幅があり過ぎて

中間を取ればいいかなーとか

かりにも医者だったパパだから

ケチくさいと思われてもいけないしなー

とか思ったりして

結局〜○○までの数字をお渡ししました。



今年になって

姉と四十九日や新盆の話をしていた時に

なんとなく聞いてみたい事があって

姉に聞いてみました。



葬儀の費用って香典返しで賄えた?と。



姉からは義母の時はトントンだったかなって

言われました。

義父の時はプラスだったよとも。



どうしてそんな事聞いたのかと言うと

パパの葬儀費用は

ものすごくマイナスだったからです。

姉からはものすごくプラスだったと

思ってたと言われました。



何でこんなにマイナスたったのか

考えてみたのですが

そのひとつは私が無知だったから。



事前にセレモニーの方と相談した時

全費用の見積もりを出してもらわなかった

事です。



香典返しとかお礼の品物の金額は

ちゃんといくらって見たのに

葬儀自体の棺桶の費用とか

式場にかかる費用とか何にも

わからないままセレモニーの方に

お願いしてしまいました。



セレモニーの方が知人だったので

よけいに任せてしまいました。

本当ばかでした!



それが一番の原因です。

もうひとつは香典返しかなと思います。



香典の中には何人かの連名で

持ってきてくださって

香典自体は1人分くらいの金額

でも香典返しはその人数分を

お返しするのでどうしてもマイナスに

なります。



これは致し方ない事ですけど

私は香典返しで費用が賄えると

思っていました。



結局最終的に持ち出しは100万近くに

なりました。

その後歯科医師国保の方から

葬儀費用として三分の一ほどの補助が

出ましたので約70万の持ち出しに

なりました。



こんな経験もあって私の時は

安くて簡単でいいからと娘には言って

ありますが

お坊さんの費用だけでも結構かかりますし

葬儀一式、四十九日、新盆、一周忌

三回忌くらいまでの費用は

残して逝きたいと思っています。