いつも拙いブログを読んでくださり

ありがとうございます。



今は胆管がんで亡くなったパパの

闘病生活を振り返って

その時々にふと思い出した事、

残された家族の思い、日々の出来事などを

綴っています。



胆管がんでパパを亡くしてから

二回目の誕生日を迎えました。



娘からは母の日と誕生日を兼ねて、

他県で暮らす息子夫婦からは

母の日と誕生日のプレゼントを

貰いました。



いくつになっても

誕生日は嬉しいです。

今年はようやくそう思えました。



二年前の私の誕生日はパパからLINEで

「お誕生日おめでとう」と

メッセージをもらいました。

今までそんな事無かったので

意外でした。



その日はパパは

胆汁がうまく流れるように

ERCPと言う治療をする日でもありました。

これで胆汁もうまく流れて

肝機能も回復する…そう信じていました。



夕方になって

その治療がうまくいかなかったと知り

ただ絶望しました。



一年前は

パパの師匠でもあり

パパがとても慕っていた方が突然

亡くなりました。



よりにもよって私の誕生日に

なんで…



今年も誕生日が近づくに連れ

一年前の事、二年前の事を

嫌でも思い出していました。



そして…



これからも誕生日が来るたびに

こうやって思い出すのかな…



そんな事を

天国のパパに向かって

話しかけたりしていました。



誕生日の朝…



いつものように愛犬の散歩に行って

空を見上げながら

「今日は私の誕生日だよ!」

「おめでとうって言ってよね!」って

言いました。



もちろんパパからの返事は

ありません。



けど…



しばらく空を見上げていたら

「誕生日おめでとう」

そう聞こえた気がしました。



紛れもなくパパの声…



「え??嘘⁈」



そして…



「そんな事はもう忘れていいから

誕生日くらいどこかへ出掛けてこいよ!」

なんだかそう言ってくれた

気がしました。



生前のパパは

とてもポジティブな人でした。



反対に私は

とてもネガティブな人間で

いちいち気を病む性格です。



「そうだよね!

何いつまでも引きずってるんだろう…」



散歩から戻ると

その日はドライブも兼ねて

パパも好きだったスタバへ

出かけて行きました。



毎年ではないけれど

私の誕生日には

パパは良くスタバへ連れて行って

くれました。



「誕生日はスタバでいいよ!」と

以前そう言った事があるので

パパはそれを忠実に守ってくれてたんだと

思います。



その時に出てるフラペチーノと

ケーキを買ってくれて

ささやかなお祝いをしてくれました。



ちっぽけだけど

私の誕生日は

こんな幸せな時間があったんだ。。。