いつも拙いブログを読んでくださり

ありがとうございます。



今は胆管がんで亡くなったパパの

闘病生活を振り返って

その時々にふと思い出した事、

残された家族の思いなどを

綴っています。



【 胆石 】



胆管がんの原因は

はっきりわかっていないそうですが

胆石が関係してると

言われることがあります。



パパが最初に体調不良になって

かかりつけの病院へ行って

MRIを撮ってもらった時に

先生からそれとなく聞いたみたいです。



正確にはどんな風に先生が話したのかは

わかりませんが

「胆石があると胆管がんになる可能性が

あるんだって」

そう言った時がありました。



そして「俺、胆石があるんだ…」



「え?」

私はびっくりしました!

知らなかったからです。



パパは以前から胆石があったそうで

私と再婚する前の人間ドックで

知ったそうです。



「確か昔の人間ドックの紙があったはず」

そう思って探してみたらありました。

そして、

確かに胆石ありと書いてありました。



だからと言って

精密検査を受けてくださいみたいな事は

何も書いてありませんでした。



だからパパも胆石があるんだくらいにしか

思ってなかったんだと思います。

それに特に自覚症状も数値の異常も

ありませんでした。



もしその時に…

胆石があると胆管がんになる可能性が

あるとわかっていたらどうだった?



でもたぶんパパは

様子を見る程度だったと思います。

それでも一年に一度は

MRIとか撮ってもらったりしたのかな

今となってはもうわかりません。



その後、パパの胆石は

胆管がんの手術で胆嚢も取ったので

その胆嚢の中にたくさんありました。



その胆石を

術後面会に行った時に見せて

もらいました。

真っ黒でスベスベした感じでした。

しばらくは病室に置いてあったけど

あれどうしたっけ?



持って帰っては来なかったと

思うのですが

看護師さんが処分したのか

いつのまにか無くなっていました。



パパの胆管がんの原因だったかもしれない

胆石の写真です。



【経 緯】


2019年9月末に

パパは体調不良を訴え

胆管がんだとわかりました。

正確にはほぼ胆管がんだろうと…



なぜなら手術前の検査では

癌細胞は見つからなかったからです。

ですが検査結果や症状などから

胆管がんだと…



はっきりわかったのは

手術で取った細胞を病理検査に出して

ようやく胆管がんと確定されました。



2019年12月に手術

退院後数日経って腹膜炎をおこし再入院

完全退院は翌年2020年の1月末頃でした。



その後は予防的抗がん剤を経て

2020年7月より定期的に経過観察をしながら

平穏に暮らしていました。



ですが同年12月に腫瘍マーカーが

上がり始め

2021年2月より上昇原因を探す為

造影CT→MRI→CT→骨シンチを経て

ようやく骨転移がわかったのは

同年4月初旬でした。



その後すぐに肝臓の数値が上がり始め

同月に胆管がんの再発がわかりました。



しかしながら

抗がん剤や放射線治療をするには

肝臓の数値が良くならないと

出来ないと言われ



その間にも腹水、胸水が溜まり始め

なんとか対処しながら

肝臓の数値が良くなる事を

祈っていましたが

同年6月…

パパはこの世を去りました。



同じ胆管がんで闘っていらっしゃる方々に

いろんな事を伝えていきたいと思い

始めたブログでしたが

手術から一年半の短い闘病生活でした。