イスラエルが誇る特殊部隊の活躍---実話「特攻サンダーボルト作戦」の衝撃 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

イスラエルが誇る特殊部隊の活躍

---実話「特攻サンダーボルト作戦」の衝撃

1976年製作/アメリカ
原題:Operation Thunderbolt
配給:日本ヘラルド映画

監督:アービン・カーシュナー

主演:チャールズ・ブロンソン

 

1976年6月27日、テルアビブ発パリ行きのエール・フランス機139便が、アテネ空港出発30分後にハイジャックされた。

乗客は245人、その中にユダヤ人90名が含まれている。飛行機はリビアのベンガジ空港を経て、ウガンダのエンテベに着陸した。

イスラエルのラビン首相(ピーター・フィンチ)はダン・ショムロン准将(チャールズ・ブロンソン)を司令官に150人の精鋭部隊が組織した。

エンテベでは空港ロビーが人質の宿舎となっており、イスラエル人(ユダヤ人)以外の人質全員が解放された。

 

テロリストたちの要求は世界各国に拘留されているゲリラ53人を釈放せよ、というのだ。

要求のタイム・リミットは7月4日午前11時。

 

その前日の3日午後11時2分、救出部隊がエンテベ空港に着陸、ロビーのゲリラ7人を撃ち殺し、人質全員を乗せて離陸するまで、わずか53分の救出作戦だった。

(閑話休題)

チャールズ・ブロンソンの全盛期に、店長の私が思い出すのは、男性化粧品「マンダム」のCMである。

当時の丹頂(マンダムに社名変更)は、業績が悪化し、破綻寸前であった。

 

そこで最後のひと勝負を賭けようと、このガイタレ(チャールズ・ブロンソン)起用に踏み切ったのだ。

結果は大成功であった。そのCMは大ブームを引き起こしたのだ。

 

ツタヤの復刻版にDVDがあり、ブロンソンの顔を見て解説を見たら面白そうだった。

しかもオスカーをとる前に亡くなったピーターフィンチが出ている。

 

話自体スリリングだし、周到な準備の中、この作戦を遂行している軌跡が語られるのだ。

題名からは、007シリーズかと誤解する向きもある。実話とは思えないような緊張感が醸し出される。

 

見逃した人には激しくおススメ。。