青春を捧げて"自殺"した愛人
---知られざる「石坂浩二」の罪と罰
「往年の二枚目俳優、石坂浩二」
最初の妻、浅丘ルリ子との結婚は、美男美女の"世紀の結婚"と云われた。
当時、アジアを代表する美人女優であった浅丘ルリ子に恋慕しない俳優はいなかった。
石坂浩二は、時間をかけてひどく熱心に彼女を口説いた。世間には、二人の結婚を祝福しない人はいなかった。だが、決してその結婚は"ゴールイン"ではなかった。むしろ、"業火"を背負うようなものであった。
2000年12月石坂浩二は記者会見を開き、結婚にピリオドを打つことを明らかにした。
当時、石坂夫妻は15年以上別居していた。つまり、事実上は離婚していたのだった。
その5日後に、再び会見が行われた。21歳年下の女性との再婚発表だった。
誰もが急展開に驚いた。だが、再婚相手を聞いて再び驚いたのだ。
その相手の名は、「伊藤京子」ではなかった。
彼が公私に面倒を見た「伊藤京子」
彼女は、いわば青春を賭けて石坂浩二に尽していた。少なくとも、彼女はそのつもりだった。
ところが、結果として彼女は捨てられていたのだ。
石坂浩二による離婚、再婚記者会見の1年前のことだ。
JR相模原駅で電車に飛び込む若い女性がいた。自殺だった。
女性の身元が判明した。元女優「伊藤京子」であった。。
店長は、「キャメロン・ディアス」の大ファンだ。
彼女は、若い頃の浅丘ルリ子に似ている、と個人的には思っている。
だが、結婚相手を顔で選んではいけない、と思う。
石坂浩二は、大女優としての「浅丘ルリ子」と結婚してしまった。
それが、どれほど大変なことか理解しないままで--
そして、別の女性を地獄に追いやってしまった。気の毒な話だ。