藤田 小女姫(ふじた こととめ)をご記憶だろうか。
別名は藤田小乙姫ともいい、本名は藤田 東亞子(ふじた とあこ)である。
9歳のとき、ハワイの狐が憑依し、霊感を得たという。
1950年、小学校6年生のとき、『サンケイ新聞東京(現:産経新聞)』(5月1日付)の社会面トップに「奇跡の少女現る」との見出しで紹介された。
やがて彼女は、昭和30、40年代に「霊感を持つ占い師」として雑誌やテレビで取り上げられた。
政財界の大物を顧客とし、「日米安保条約」の可決、「岸信介」首相の退陣、「朴大統領」の暗殺、さらに、「周恩来」の死まで的中させたのだ。
だが、彼女は再び、日本の茶の間に姿を現すことはなかったのだ。
それは、1994年住んでいたハワイの自宅マンションで、彼女は殺害されてしまったからである。
憑依していたメギツネは、愛想を尽かして彼女から出て行ってしまったのだろうか。
以前、幸福の科学出版の著書に「占い師を続けていると地獄に落ちる」と、著者の大川隆法が述べたくだりを思い出した。