北ドイツ在住の我が家の子供達が通うインターナショナルスクールでは、今年も変わらず2月に1週間のブレイクがあった(「スキー休暇」という名目で毎年ある。)今年は休暇をフルに使って、8泊9日アンダルシア(南スペイン)を旅してきた

 

1日目 ドイツ⇒バルセロナ経由⇒グラナダ

2日目 グラナダ観光 アルハンブラ宮殿

3日目 グラナダ⇒マラガ

4日目 マラガ⇒ロンダ

5日目 ロンダ観光

6日目 ロンダ⇒マラガ

7日目 マラガ周辺観光

8日目 マラガの市場、ミハスへ日帰りショートトリップ旅

9日目 マラガ⇒ドイツ

 

前回記事では、アルハンブラ宮殿の中では珍しいルネサンス様式の建物について。

 

 

やっと、予約時間になったので「ナスル朝宮殿」へ。

 

  厳重なチケットチェック

前回記事の最後でも書いたように、ワインの門あたりから「ナスル朝宮殿専用」の道を通って進んでいくが、中に入る直前には、もっとしっかりチケットとパスポートを確認される。

↑はチケットチェックが無事終わったあと撮った写真。向こう側にアルカサバが見える、という位置関係。

 

 

 

 

塀に座って「青春ニコニコ」している?若者たちが。

 

ここも庭園の一部なのか?とか見ながら通り過ぎていく。

 

  きっちり順路があり見やすい宮殿内

さすが世界遺産、中に入って迷子にならないように、うまく全部の部屋を見学できるような作りになっている。

 

ナスル朝宮殿は3つの建物(宮)で構成されている。代表的な写真を抜粋すると…

①「メスアール宮」

 

 ②「コマレス宮」

 

 ③「ライオン宮」

 

普通に歩いて進めばこの順番で見られる。入口部分を抜けると、最初は天井も低い廊下のようなところを通り、「メスアール宮」へ。

  アルハンブラ宮殿内で最古の建物メスアール宮

行政や裁判が行われていたというメスアール宮。ここはカラフルなタイルが印象的な「メスアールの間」。罪人が厳しい処罰を受けたりした場所らしいが、こんなに可愛らしい装飾なんだ…と考えてしまう

 

本物の壁は触ると劣化するので、触るならこっちを触って感触を確かめてね!の案内があった。

 

タイルが印象的な絵も。

 

床にも可愛らしい模様が埋め込まれていて、芸が細かい。

 

天井の装飾も見逃せない。細かい〜〜

 

周りのレリーフとは違い、中央部分はモザイクのようなデザイン。

 

いろんな素材を使って、細かい装飾が施されている。

 

「逆さに見ると面白い」と天橋立みたいなことしている次男(笑

 

  もてなし用の建物「コマレス宮」

順路を辿って次の宮へ。ここはナスル朝宮殿の中でも真ん中に位置していることもあり、「各国大使との謁見や貴賓を迎えた場所」らしい。

 

 この宮殿では↑のアラヤネスの中庭」に引き寄せられ、中庭の池の反対側にすぐにいきたくなってしまうが一旦我慢!

 

 というのも、池の反対側に続いている小さな入口は、もう次の順路(ライオン宮)になってしまう。池の反対側に行く前に、中庭の反対側にある2つの部屋にも寄っておきたい。

 

 

 天井などは、このように、何重にも何重にも繰り返した形の彫り物があり、超立体的。

 

 

 奥にあるのは「バルカの間」「大使の間」。気が遠くなるような数の装飾に圧倒される。

 

 

「バルカの間」は「大使の間↓」に続く細長い通路と勘違いしそうだけど、実際はそれぞれ別の役割があった部屋だったよう。暗めだけど、太陽の光が入るときれい。

 

 

天井の細工も素晴らしかった!これはほんと、写真じゃ迫力が伝わりにくいので、実際行ってよかった〜〜と思ったところ。

 

 

こちらのタイルも素敵。

 

 

 こちらも実際と同じ素材で作られた見本。

 

 

 「自分はどの素材の触り心地が一番好きか」とか話しながら触っていた子供達。

 

 

 幾何学模様かと思いきや、植物のようにも見えるモチーフ彫り。

 

 

2つの部屋をしっかり見たところで、中庭に戻り改めてじっくり歩く。

 

 

 アーチにも透かし模様の装飾がありレースのようで涼しげ。

 

 

 さっき宮殿の外にいた猫ちゃん発見!世界遺産の中を自由に歩き回るなんて優雅極まりないよ笑い泣き

 

 

この後、「立ち入り禁止」のエリアに消えていったw

 

 

きっと池に映る建物の姿まで想像して作られているんだろうと思える完璧さ。池がやたらと縦長なのはそういうことか?

 

 

  王様の住居空間「ライオン宮」

いよいよ大本命の「ライオン宮」。アルハンブラ宮殿のこれを見たかった!と言っても過言ではない。

 

コーランに書かれた天国をイメージして作られたという「ライオンの中庭」

 

列柱の美しさに目を奪われがちだけど、天井に深く掘り込まれた装飾も見事。

 

ちょうど、人が途切れた時に撮れた一枚。太陽光が降り注ぐグラナダでこそ映える設計だなと。

 

ここにも、レリーフを触れる見本が置いてあった。

 

壁の装飾は、今まで見てきたメスアール宮、コマレス宮のそれらともまた違う。

 

深めに掘ってあるので、上手く陰がつき全体の印象として落ち着いた雰囲気になっている。

 

ライオンの噴水を囲む形で、白大理石の列柱は124本あるのだとかびっくり

 

ライオン宮は、モハメド5世(1362〜1391年)に建設されたという。

 

ライオンさんたちの口からも、噴水のお水出てる。

 

「アベンセラヘスの間」と呼ばれている部屋。吸い込まれるような天井の鍾乳石飾り。

 

上方の小窓のおかげで暗くはないけどひんやりしている。夏に暑い場所ならではの作りかも。

 

中庭を取り囲むようにして順路が続いている。

 

ここは「二姉妹の間」だったかと。左右に同じ大理石の敷石があることからこの名がついたらしい。

 

天井の作りは「モカラベ様式」というそう。世界史専攻だったけど初耳の様式名。

 

建物部分が終わると、回廊につながっている。

 

「アルカサバ」(記事はこちら)からの眺めの方がいいけど、こちらも負けてない。

 

そろそろナスル朝宮殿も終わり。

 

「リンダラハの中庭」にはみかんの木がたくさん。

 

明確な「出口」があるわけではなく、この中庭を出るといつの間にか「ナスル朝宮殿」の外に出ている、という感じ。

 

 

 

  所要時間は約1時間、念の為気をつけたいこと

人数制限されていることもあり、混雑もなくゆっくり見られて大満足の観光になったアルハンブラ宮殿内の「ナスル朝宮殿」。唯一気をつけるとすれば、中庭に気を取られて内部の部屋をスキップしてしまわないことくらいかな?

 

「あの入口は小さいからその先に何もなさそう」と思うような入口でも、中に入ると奥へ奥へと続いている部屋で中が素晴らしいので、次の宮に移動する前に「この宮の部屋は全部見たかな?」とガイドブックなどで確認しながら行くと、後悔がないかとにっこり

 

 

今回の記事は、自分が撮って帰ってきた写真と↓の記載を見比べてお勉強させてもらって書いた。私の記事のウンチクめいた記述の出典はこの「るるぶ」(私のは2021年版だけど)。

 

特にアルハンブラ宮殿については小さな部屋まで詳しく書いてありおすすめ!