アメリカ国内旅行記続き。

今回国立公園はほぼ出てこない番外編。

しかし、番外編にしてクライマックス?

というほど、今回の旅行で印象深かった日。

※長いです!

 

 

予定としては

ソルトレイクシティ→

ザイオン国立公園→

ブライスキャニオン国立公園→

アーチズ国立公園

と回るところで、

今回はブライスキャニオン国立公園を

じっくりトレッキングする予定だった。

前日にサンセット、

早朝にサンライズを拝んだ↓

 

 

 

満足してホテルの朝食へ。

パンやおかずも含めて

質はともかくいろいろ食べられた。

 

 

 

‥のはよかった。

しかし、、食べ終わり部屋でのんびりして

そろそろ出発しようかとしていた頃

長男が頭が痛い、お腹が痛い、

と言い出す。

少し長男を介抱しているあいだ、

次男が急に咳き込みだし、

いくら止めようと思っても出てしまう様子。

 

ん???おかしい‥無気力

少し身体を触ると微熱な感じ、

しかも身体に発疹がポツポツ出てるガーン

 

やば、アレルギーだわ‥滝汗滝汗滝汗滝汗

 

朝食メニューの中では、

次男のアレルギーであるナッツ類が

入っていないものを与えていたつもり。

 

チェックを怠っていた食品あった?

知らないうちに食べてた?

並んでたものから混入した??

 

理由はわからないけど、

とにかく最悪の事態は避けたい泣くうさぎ

 

長男もしんどそうだったけど、

ひとまず我慢してもらって、

次男を優先して看病‥というか

咳が止まらずこれ以上続くと

嘔吐やそれ以上の事態になる恐れがあり

迷わず持参していたエピペンを注射爆弾

 

すぐ効くだろうと思ったものの、

なかなか治らずまた焦る‥

このまま続いたらどうしようという気持ちで

すがる思いで夫が911へコール!!

 

割とすぐつながり、状況を説明。

不安な中だったけど、電話してすぐ

おそらく5分か10分くらいで

部屋をノックする音がして

救急隊の方々が到着してくれた泣くうさぎ泣くうさぎ

この速さには正直驚いて、

アメリカの救急体制を見直したわ。。

 

男性三人に女性が一人、

救急隊っぽい格好はしていないものの、

機材やらタブレットやらを持って

外国人である我々にも

すごく親切に対応してくれる‥泣

 

その頃次男のエピペンがきき始めたのか

湿疹や咳は収まってきていたけど、

逆に初めて見た救急隊にびびって

泣き始めるという‥

部屋のドアの前で一通りの状況を話したけど

一人の方に、どうしてこの子は

こんなに泣いてるの?どこか痛いのかな?

と聞かれて気まずい‥ひとまず

ちょっと怖がってる、と伝えたら

パウパトロールの動画を

携帯で見せてくれた方がいておねだり

うちの子供もこれが好きなんだよーとか

言いながらあやしてくれておねだりおねだり

 

神🙏

 

一旦落ち着かせてからまず状況説明。

 

症状が引いてきたので、

このまま様子を見ることもできるけど

病院に搬送することもできるよ、

どうする?と言われ迷う。

エピペン効いてたらそれで大丈夫では?

と聞くと、

エピペンの効果が切れたあと、

まだ症状が続いてたら

再発する懸念があるとのこと。

それじゃぁ、ちょっとオオゴトっぽいけど

命には変えられないってことで

救急搬送してもらうことにした。

 

まさか、日本でも乗ったことない救急車に

まさか、アメリカで、しかも

まさか、ユタ州で乗るなんてね‥

辛い思いさせてごめんよー次男。。

 

自分を責めても責め切れないほどだったけど

とにかく保険証や身分証、財布とケータイ

だけ持って、長男とチェックアウトは

ひとまずよろしく、と夫にお願いして、

次男とわたしで救急車に乗り込む。

 

タンカーみたいなベットに座って

次男を抱えてから、落ちないように

上からいろんなところをベルトで止められ

次男は心拍など測定する機械とかはめて

たぶんサイレンは鳴らさず?

近くの病院へ。

※こちらにお世話になることがないに越したことはないですし、こんな弱小ブログで病院名を入れても、、とは思ったんですが、とにかく大変良い病院だったので、万が一どなたかのお役にたつかもということでリンクを貼っています

 

夫へは、救急隊の一人が

場所を連携してくれたらしい。助かる。

 

救急車に乗ってからも、いろんな不安があったけど

一緒に乗り込んでくれた隊員の人達が、

優しく状況をもう一度確認してくれたり、

罪悪感まみれの私がカタコトの英語で

ナッツ食べないように気を付けてたのに、

なんで発症しちゃったんだろう、何に混入してたんだろう、、

と話したら、こういうことが起きるのはみんなそうだよ、

みたいに慰めてくれたりで、

どれほど安心したことか。。

 

救急車に乗って安心したのか、

はたまた私にだっこされて安心した私の心臓を聞いたからなのか、

次男は救急車で眠ってしまった。

その間も、心拍の確認装置などはついているので、

異常な睡眠ではないんだと確信できて、

本当に勇気を出して乗せてもらってよかったと思う。

 

病院に到着してからは、時間を少しおいてから

お医者さんが症状を見てくれた。

母語が日本語だと言うと、オンラインで日本語通訳とつなぎながら

ストレスフリーな問診不安良すぎる‥・!

 

症状も落ち着いているし、早めにエピペン打って正解よ、

と言ってくれてほっとする。

その後1時間くらい様子を見て、異常なかったらそのまま帰れると。

 

本当にありがとうございます泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ

 

追加のエピペンの処方箋も書いてもらい、病院をあとにした。

朝から怒涛の数時間だった。

 

ブライスキャニオンのトレイルをする予定はさすがにスキップ。

近くのハンバーガーやさんでテイクアウトして車で食べる。

ほっとしたあとのごはんは体に染みる。。

 

 

そのあとは、子供たちの様子をみながら、

ゆっくり次の目的地へ。

車窓からの眺めも、当たり前じゃないんだなぁとしみじみ。

 

 

 

 

ここからはおまけですが、、、

 

あ~ユタ州の人達最高だったね!

と車内で話して気持ちよく運転していた夫。

 

 

気持ちよく走りすぎて、

 

あ、、、後ろから警察来てるゲローゲローゲロー

 

と、スピード違反で警察にとめられるというね。。。真顔真顔

 

だだっ広くて他に車がいない道路だったので、10マイル/時くらいオーバーしてた絶望

絶対この辺に張ってる警官なんだと思う、、でも違反は違反、すみません悲しい

支払いは事後にウェブからで、130ドルくらいだった汗うさぎ

 

 

 

ユタ州、アメアップとムチダウンでした。。

 

 

 

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