私の持っている商社株、三菱商事と住友商事。

ともに昨日決算発表がありました。

 

加え、株主還元もしっかり発表されています。

 

三菱商事は、20円増配+発行済み株式の6.0%、総額3000億円を上限とする自社株買いを発表。

住友商事は、5円増配+発行済み株式の1.0%、総額200億円を上限とする自社株買いを発表。

 

ともに配当利回りは、買値ベースで7%を超えています。

うれしい。

 

やはり、住友商事は三菱商事に比べ見劣りする株主還元策です。

住友商事は、堅実というか、セコイというか、抜け目ないというか、現役時代に付き合っていた時受けた印象そのものです。

三菱商事の印象は、良くも悪くも大三菱っていう感じでしたね。それがうらやましくって、そして安かったので、5年ほど前に三菱商事株を買い始めたのです。住友商事は単に安かったから買い始めたのです。

 

三菱商事は長期保有株で、住友商事は目標株価に到達したら売却の予定なのですが、配当利回りを見ると、住友商事も長期保有株にしようかと思い始めました。

 

っというのも、バフェットさんが買っている商社株、バフェットさんが買っているというプレッシャーで、今後も、当該商社は、配当も株価も意識した強力な株主対策を続けざるを得ないと予想しています。

加えて、バフェットさんに売られた会社は望みがないとのマイナスシグナルにもなるから、自社の株主還元策だけではなく、商社間で他社を意識しながらの株主還元策も競争になるイメージを持っています。

 

これが今後長く続くのだったら、20年以上使う当てのない資金を使っての株式投資をしている私の商社株は、バフェットさんと同船に乗って、「ステイ」、長期保有です。

 

でも、事業だけではなく、株主を意識した業務って、私がこの商社の社員だったら、疲れそうで嫌ですね。事業で目標達成したとしても、株主還元を意識してもう一つハードルが上がりそうな感じだからです。

例えば、当期の利益をより出すため当期の引き当てを余裕なくギリギリに取るようになり、次期の業務が予算カツカツになって苦労しまくり神経使いまくりっていう感じになりますよ。担当者はつらいだろうなあ。。。

 

FIREして、弱小ですけど資本家の立場になったからこそ、ゆったりと高みの見物でき、その立場からの発言もし易くなった感じです。

 

ガンバレ! 三菱商事&住友商事! 決算で余力を残すな! ってw。

 

 

ただ、最近、自称株価評論家達、相場予測者が、相場が上がり過ぎだとか、日本株が上がるとか下がるとか、当たりも外れも50%の確率のことで、雑音が多いですね。だって、短期予測は継続して当たらない人ばっかなんですからw。

やはり、こんな人たちは、競馬の予想屋と変わらないレベルに見えますね。

 

私はスウィングトレーダーなので安い時に買いたいのは当然ですけど、買った後は、配当は気にする一方、短期の値動きに動揺はしますけど興味がないのです。だって、長期保有のつもりなんですからね。

ただ、株価が上がり過ぎて全金融資産のリスク資産割合に影響してくる場合には、長期保有株の一部の売却を考えますけどね。また、個別株への投資割合も減らしたい希望があることは事実です。