来年からの新NISAを見据え、NISAの運用期限同様無期限で使う予定のネット証券をどこにしようかと検討しています。

 

私がネット証券の比較検討しているのは、現在使っている楽天証券、口座は持っているけど残金ゼロのSBI証券の2社です。

現在、楽天証券では、特定口座、つみたてNISA口座、iDeCo口座を、開設して使用しています。

 

楽天証券もSBI証券も、株式関連の手数料に大きな差異はありません。買える投資信託も大きな差異はありません。預けている投資信託の評価額が3000万円を超えれば、大口顧客向けのサービスが受けられ、株式の信用売買手数料が無料になるサービスはどちらも一緒です。

 

気になっている差異は投資信託の保有ポイントです。私が主に保有している投資信託では、保有額の0.02%分のポイントがあるかどうかです。SBI証券のサービスで、楽天証券では以前はありましたが現在廃止されています。

5000万円分の投資信託で、毎年10,000円分のポイントのが付くかどうかの違いがあります。20年以上利用し続けるから無視できない金額になります。

 

この点を重視して、楽天証券から、個別株も投資信託も、SBI証券に移管しようかと考えていました。

 

でも、SBI証券は、パソコン用画面のユーザーインターフェース(UI)がしっくりこないのです。

SBI証券の操作画面は初期のパソコン通信時代の画面の作りに似ている感じです。

楽天証券の画面の様な直感的な画面操作ではないのですよね。

 

使いにくい大きな違いの一つに、投資信託運用の出口である、投資信託の取り崩し方法があります。

 

楽天証券の方は、①金額指定(指定した受取金額に相当する金額を定期的に売却。1,000円以上、1円単位で指定)、②定率指定(売却注文時における指定投資信託の保有口数のうち、あらかじめ指定した割合に相当する口数を定期的に売却。0.1%以上50%以下、0.1%単位で指定)、③期間指定(設定時における指定投資信託の保有口数を、初回受取から指定した最終受取年月までの売却回数で等分した口数を定期的に売却。最終受取年月を指定)の3通りのメニューがあるのに対し、SBI証券は金額指定の一択です。

ただ、楽天証券の3つのメニューは、SBI証券のメニューでも、都度手動設定をすれば実現可能です。

 

私のようなFIREをして、新NISAを使っての投資信託の運用の果実をもらうのが先が寿命が先かの利用者にとっては、投資信託運用の出口が使いやすいかどうかも気になります。

 

もう一つ気になっている点は、楽天グループの安定性です。

楽天の携帯電話事業の大赤字による不安定さです。それなりの企業ですから、保護預かりにしておけば大丈夫と思っていますけどね。

 

SBI証券かなあ。

すんなりSBI証券に決められないのは、あそこの社長が胡散臭い感じもあるんですよね。

 

最終決定は、新NISA向けに、ネット証券各社のサービスやキャンペーンが出そろい、来年のNISAの申し込み受付が始まる10月1日から、移管する場合は11月頃までにすればいいんです。