7年前の2016年にFIREした当初、日本ではFIREという言葉はまだ一般的になじみがない感じでした。

 

7年前の時点での、私の早期退職後の経済的目標というか経済的目途は、平均余命迄老後破綻はしないというところまででした。

つまり、その時点で保有する全金融資産を食いつぶして平均余命迄は老後破綻しないという意味だったのです。ただ、実際の収支シミュレーションにおいては、運用益はある程度あるという予想は付きましたけど金融資産運用益はゼロという前提を置いていました。

 

無職の生活を続けてきて、昨年末、2022年末時点の実績ベースで金融資産を見てみますと、これまで毎年、手持ちの現金自体は生活費に充てていますので減りますけど、時価の金融資産が積み上がってきていて、金融資産全体では、2016年末と比べると、約1.8倍になっています。

 

この金融資産をベースにして将来の収支を見てみますと、リスク資産の運用を6%平均利回り、非リスク資産の運用を0%という前提で、生活費の支出を含めても毎年金融資産全体は増加していく予定になっています。これまでの実績ベースの売買益・配当益を含めたリスク資産の利回りは、約9%/年となっていますのでシミュレーションで使う6%の平均利回りはそんなに過大な数値ではなくむしろ保守的な見積もりと思っています。

 

つまり、本当の意味のFIRE状態、年金収入以外無職無収入状態で、手持ちの現金自体は減りますけど金融資産の増加分だけで生活を賄っている感じになっています。この状態で気を付けることは黒字倒産状態にならないことだけという感じです。


やはり、アベノミクスがなく悪夢の民主党政権が続いていたなら、日本経済はデフレが続き、こんな高運用はなかったでしょう。

ド素人の私でもこれだけの高運用ができるアベノミクスを推進してくれた、安倍・菅首相には感謝しかありません。

 

悠々自適の生活を送っていけて、今後のFIRE生活に自信も出てきた感じです。