さぁ、いよいよ治療についての先生からの説明(インフォームドコンセント)です。
今回は両親も一緒に説明を聞きたいと、
ついてきてくれました。
これまで散々調べたので
乳ガンに関する知識はある程度知っているものの
実際に自分はどんな治療が必要なのか・・・
正直、少し不安でした。
緊張しながら診察室に入ると、
先生は、スラスラと私のガンについて説明を始めました。
私は、まだ乳管内にガン細胞がいる、ステージ0の非浸潤ガンであること。
ただ、ガンがしこりのような固まりとして現れておらず、
乳管内に砂のような細かいガン細胞が分散しているということ。
MRIによると、ガン細胞が集積していると思われる範囲は直径4㎝ほど。
リンパなど他への転移はまず大丈夫、命に別状はないでしょう。。。と
「命に別状はない」ということを聞いて、
まずはホッと一息![]()
あぁ、神様ありがとうございます!
続いて治療法についての説明がありました。
このガンが集積していると考えられる直径4㎝の患部を治すためには
8㎝ほどの範囲にわたって胸を切らなくてはならない。
しかし、このタイプのガンは開けてみるともっと広がっている可能性があるので、
もしかするともっと切ることになるかもしれない。
えっ、8㎝!?
それって結構大きくない?![]()
すると先生がおもむろに物差しを持ってきて、
だいたいこれぐらいやね。
んっと、場所はここぐらいかな~。
と左胸の外側上部を指さし、
ま、場所は結構いい場所だと思うよ。
出来るだけ背中とかからお肉を集めてきて、
切ったところをカバーするから、
この位置だったら集めやすいし・・・
あっ!君!あまりお肉ないな~(苦笑)
ガーン
大体4分の1ぐらい切ることになるかな~。
まぁ、ちょっと小さくなるかもしれないね。
ちょっと待てよ。8㎝、4分の1・・・
って、全然ちょっとじゃな~い!!![]()
そりゃあ、巨乳の人だったら
8㎝ぐらいどぉってことないかもしれないけど、
私の場合ただでさえ貴重なのに、
そんなに取られたら、なくなっちゃうじゃん!![]()
と、私がショックを受けていると、
もし美容(見た目)にこだわるんなら、
いっそのこと乳房全摘出して乳房再建するって方法もありますよ。
え?全摘??
超初期のガンなのに全摘なの?
そう思った瞬間、訳が分からなくなり涙が止まらなくなりました。
でもここは自分の治療のことを聞くための機会、
そうだせっかく作った質問リストを出そう。
こんな泣いている場合じゃない!
涙をこらえながら「どんな手術なのですか」と質問してみると・・・
まぁ、わかりやすく言ったらお饅頭の"あんこ”をくりぬくような感じやね。(苦笑)
と、分かったような分からないような答え。
しかも、なんで薄ら笑いしているの?
気を取りなおして、
「ガンはホルモン感受性なのか?ガン増殖因子はあるのか?」と聞くと、
それはまだ結果が出ていない
・・・とのこと。うーん、せっかくマンモトーム生検したのに?![]()
他の治療法として、
ラジオ波熱凝固療法や集束超音波療法、凍結療法
などが適用できないかをきくと
まぁこのタイプは無理でしょう・・・とあっさり。
抗がん剤は使えないのかを聞くと、
このタイプにはそこまで必要ない・・・との答え。なぜ?
あかんわ。![]()
この先生に質問しても、まったく何も理解できないし、納得できない。
逆に不安が沸き上がってくるぐらい。
で、挙げ句の果てには
今なら来月すぐにでも手術できますけどどうしますか?
そんな説明で、決めれるわけないでしょ!
この出来事をきっかけに
「このまま流されてはいけない。
どの先生からどういう治療を受けるかは
自分でしっかりと見極めてから決めよう!」
と、強く心に思うようになりました。
どうせ自分の体にメスを入れるのなら
自分が納得できる方法で、自分の納得できる先生にしてもらいたい。
だって結局は自己責任なんですもの。
自分が後悔しないようにだけはしておかねば・・・。
そう強く思った私は、自分の納得できる医療と先生を求めて、
セカンドオピニオンを5つも受けることにしたのです。