正観さんによると…。(知って楽しむ情報集~人間観察40年の情報いろいろ)

 

●愛情の濃淡

 

 私が観た人の中では、左右の目の大きさが3倍くらい違っていた人がいました。これは、一緒に住み暮らしている人からの愛情の濃淡がとても激しいのでしょう。愛情を信じられない、というところまでいったのかもしれません。

 自分の夫や妻をじっと観たときに、目の大きさがだいぶ変わっていたら、「私」の方に責任がある可能性があります。「私」が日々気分屋だと、相手は疲労困憊しているかもしれません。そういうときは、愛情が薄いなら薄いでいいですから、同じ状態で過ごすようにするといいでしょう。

 

(イラストはネット画像です)

 

      

 

※写真は、若い頃。亡くなられたのは80代くらい?

 

624冊目 「ある行旅死亡人の物語」 共同通信大阪社会部 武田惇志 伊藤亜衣 毎日新聞出版

 

~現金3400万円を残して孤独死した身元不明の女性ー

あなたは一体誰ですか?~

 

その1 あらすじ

 

兵庫県尼崎市のとあるアパートで、女性が孤独死―現金3400万円、星形マークのペンダント、数十枚の写真、珍しい姓を刻んだ印鑑…。 記者二人が、残されたわずかな手がかりをもとに、警察も探偵も解明できなかった身元調査に乗り出す。 舞台は尼崎から広島へ。

 

行旅死亡人とは…病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語である。行旅病人及行旅死亡人取扱法により、死亡場所を管轄する自治体が火葬。死亡人の身体的特徴や発見時の状況、所持品などをを官報に公告し、引き取り手を待つ。

 

 

(写真はネット画像です)

 

その2 作者は、共同通信社の記者さんお二人(NO+eより)

 

武田さん

 

…書籍の方はもっと色々な捉え方をしてほしくて、女性以外の登場人物にも、それぞれの背景事情があることを示唆する内容を盛り込みました。取材の中で実感したんですけど、アパートの大家さんにも、女性の昔の職場の同僚にも、故郷の幼なじみにも、今に至るまでに各々の人生の物語があるんですよ。誰もが紆余曲折を経て、色々な事情を抱えながら生きている。平凡な人生なんてない。

 

伊藤さん

 

私は女性が幸せな人生を送っていたのかどうかは分からないけど、写真や家に残されたものを見ると、やっぱり最後に一人で亡くなったのは寂しかったんじゃないかと思うんです。人はいつか亡くなるわけで、誰もが行旅死亡人になる可能性がある。そのことをもっと知ってほしいというか、自分事として考えてほしいなと思います。

 

※このお二人の根気強い取材力に脱帽です。お二人とも名古屋出身で京都大学、早稲田大学という最高の学歴をもっていらっしゃる。残されたわずかな手がかりをもとに、警察も探偵も解明できなかった身元調査を懸命にされての本です。

そのお二人の若さ?もありの情熱に、私も感銘を受けて、一気に読み進めました。

この孤独死で亡くなられた女性もきっと天国で喜んでいらっしゃるのではないかしら…。

 

 

その3 〝人に恵まれた”

 

 千津子さんは、最後には広島のお寺(故郷)に帰ることができました。

 

 この取材では本当に〝人”に恵まれた。貴重な時間を割いて取材に応じていただいたすべての方々に、この場を借りて篤く御礼を申し上げたい。

 

 …本当にさまざまな方々が、武田さん伊藤さんの熱意に答えられ、真摯にインタビューなどの取材に対応されていました。中にはそうでもない冷たい方もいらしたでしょうが、この本には、たくさんの取材に協力しようとする方々の優しさにふれることができる。この本には、著者のお二人だけでなく、インタビューされた後亡くなられた方も含めて、たくさんの協力者の優しさのおかげで、千津子さんの身元が判明したのではないだろうか。

 瀬戸内海の近くに住む優しいみなさまなど、日本もまだまだ捨てたものではないですね。

 

※この本を読みながら、2,3年前に私地方でもある事件が起こり、なんと私の町内でも有名雑誌の記者さんがインタビュー?聞き込み?に来られました。わりと派手な服を着られた働き盛りの男性がわが家のボロ家のチャイムを鳴らしてこられましたね。

てんでその時は、まったく事情がわからずへんてこな対応をしたけれど、…どっちかというと、胡散臭い目で見てしまっていました。(反省…でも最近は、家に来る人はいろいろ疑いながら見ますよ。年をとって、オレオレ詐欺とかもあるしね…)

 

 今は、ネットの時代でいろいろな情報が飛び交っていますが、記者さんたちのこういう地道な取材に頭が下がります。今まで記者さんたちは、恐いなーと思っていたけれど、ちょっと見方が変わりましたよ。

 やはり真摯に努力している人は、神様は見捨てないのかな?なーんてね。( ´艸`)

 

 

 

 

 

💛私の好きな歌💛

 

「 Tears In Heaven from 「SEIKO JAZZ 3」」 松田聖子

 

大好きなエリック・クランプトンの歌を聖子ちゃんが、カヴァーです。

大切な人(子ども)を亡くしエリックが作った歌を聖子ちゃんが歌う。

うれしいような複雑な気持ちですが、聖子ちゃんも歌いながら沙也加ちゃんの死を少しずつ受け入れて生きていらっしゃるんだろうね。

今回のアルバムのプロデューサーである世界的ベーシスト、ネイザン・イーストさんも優しさがにじみ出ている方ですね。

音楽のチカラ、聖子ちゃんの微笑みに癒やされます。

今年こそ聖子ちゃんのコンサートに行きたいよー!!

 

 

今日も見ていただいてありがとうございます。

年度末なかなか気ぜわしい毎日ですが、

心が落ちていらっしゃる方も仕事場にいらっしゃる。

いろいろ大変…困ったものですし、心配なことです。

自分もこの春はさらに気ぜわしくなりそうです。

マイペースでがんばりましょう。

明日はお仕事でお出かけ!!楽しみましょう!

次回は金曜日にお会いしましょう。

ごきげんよう🎵またね👋😃