正観さんによると…。(旅じょうず入門…昭和57年)

 

●旅上手は最低の費用で楽しむ

 

 例えば、A地点からB地点に行くのに、ある切符は1万円で、ある切符は8千円であるとしよう。この場合、8千円の切符で行ったからといって、1万円の切符で旅した時の5分の4しか感動がないというものではない。安ければ安いほどいい。

 最低の費用で最大の成果を得る、これが旅上手である。知っていて費用をかける(例えばその町に民宿があるのを知っていて、高いホテルに泊まる)のは〝思想”だから、他人が口を出すことではない。しかし、「民宿ってなあに?」「え?そんなに安く泊まれるの?」となると、これは〝無知”のなせるわざで、惜しい。

 

(イラストはネット画像です)

 

 

📚マンガ世界の偉人「コロンブス」~谷口敬   朝日新聞出版📚

 

~「新大陸」に到達した大航海者~(イタリア→スペイン)

 

 

その1 コロンブス~未知の世界にいどんだ大航海時代の英雄(1451~1506)

 

 「大航海時代」とは、約500年前から約300年前まで、ヨーロッパで盛んにおこなわれた「船による探検と世界各地への進出」の時代のことです。この約200年の間に、大海原へ乗り出したヨーロッパの人々は、今まで行ったことのない新しい土地に到達し、初めて会う人たちと交易を始めました。大航海時代には、数多くの冒険家が活躍しましたが、なかでもコロンブスはとても有名です。それはコロンブスが、危険をおかして未知の海を進み、ヨーロッパの人が知らなかった新大陸(アメリカ大陸)に到達したからです。

 

 

その2 大航海時代より前…小さくて平らだったヨーロッパの人たちの「世界」

 

①世界はとてもせまかった…約1900年前 プトレマイオスの世界地図

 

 科学が進歩した古代ローマ時代の地理学者・プトレマイオスが作った世界地図です。プトレマイオスは「地球は丸い」と考えていて、この地図もその考えをもとにつくられました。彼がよく知っている地中海のまわりはかなり正確ですが、地中海から離れたアフリカの南は「テラ・インコグニタ(未知の大地)」と書かれています。

 

   

 

②世界は平らでなければならない!…約1500年前 中世ヨーロッパの世界地図

 

 大航海時代が始まる前の約1000年間のヨーロッパは、「中世」と呼ばれ、すべてのことをキリスト教の教えである「旧約聖書」に合わせようとしました。その教えによると、世界は平らでなければならず、「世界は丸い」という考えはみとめられませんでした。

 この時代によくつくられたのが、この世界地図です。円のまわりは海で、陸地はアジア、ヨーロッパ、アフリカの3つに分けられているという、大ざっぱなものでした。

 

 

③地球は丸く、すごく広い!~約500年前 トスカネリの世界地図

 

 大航海時代になると、これまでのあいまいな地図は役に立たなくなり、新しく見つけた陸地がどんどん世界地図に追加され始めます。こうしてヨーロッパ人にとっての世界が、大きく広がっていきました。地球は丸いという考えも復活し、プトレマイオスの世界地図が再び認められるようになりました。

 コロンブスの友人でもあった天文学者、地理学者のトスカネリも、地球は丸いと考え、最新の知識や情報を取り入れた地図を作りました。

 

 

その3 ヨーロッパにとっては「発見」だったけれど…。

 

 コロンブスの航海がきっかけとなって、新大陸が「発見」されたことで、ヨーロッパの「大航海時代」はさらに進められました。

 大航海時代によって、世界は一つに結ばれましたが、悪い点もありました。それは、ヨーロッパの国々が勝手に土地を探検しては、そこを侵略・征服したことです。そのため、ヨーロッパが「発見」する前からそこに住んでいた人たちは、土地や財産を奪われたり、奴隷にされたりと、大変つらい思いをしました。現在でもこの時代のことは問題となることがあり、そのきっかけを作ったコロンブスを批判する考えもあります。

 

 

 

 

♪私の好きな曲♪

 

「見つめていたい♪」(再)  スティング&フィル・コリンズ

 

 この曲とっても大好きだけど、大好きなスティングとフィル・コリンズのコラボだなんて、うれしいったらありゃしませんよ♪

ときたまお宝動画を見つけますね。

 

 

 今日も見ていただいてありがとうございます。

昨日無事に弾丸ツアーから帰ってきました。

楽しかったです。疲れたけれど…。

おいおいまた紹介させていただきますね。

さあ今週もお仕事がんばりましょう!

次回は、水曜日にお会いしましょう!

ごきげんよう!またね…♪