正観さんによると…。

 

●毛細血管の末端にあるもの

 

 

 毛細血管の末端にあるものは、3つに大別されます。

 1つ目は筋肉。スポーツ選手が監督やコーチにどなられてストレスを感じると、毛細血管がキュッと収縮します。すると、筋肉に血が巡らず、筋肉は硬直して動かなくなる。

 

 2つ目は臓器。臓器を動かすエネルギーは酸素ですが、その酸素を運んでくるのが、毛細血管を流れる血液です。毛細血管が収縮し、血が流れなくなると、臓器不全、つまり体の病気になります。

  

 3つ目は脳細胞。脳にはたくさんの毛細血管が張り巡らされ、脳細胞を生かしています。脳細胞に血がいかなくなると、「うつ状態」になります。

 

(イラストはネット画像です)

 

 

👣街道をゆく~17 壱岐・対馬の道~神々の棲む島

   司馬遼太郎 朝日ビジュアルシリーズ👣

 

 

その1 「神話や伝承の上での不可思議な相貌を帯びているのである」

 

 壱岐・対馬の歴史的存在は、古代における輸入鉄の海上輸送の経路に浮かんでいるということで、神話や伝承の上での不可思議な相貌を帯びているのである。おなじく一島で一国をなす佐渡や淡路とくらべ、壱岐・対馬が古神道の上でも特異な存在であったことは、鉄をなかだちに朝鮮と往来していた情景をはずして考えることはできず、さらに大きくいえば、もし鉄という媒介がなかったら朝鮮から日本へ人間が移動するということもすくなかったであろう。

 

 

 

その2 「壱岐は海をわたってきた仏たちが多く棲む島である」

 

 分館の主任さんが、畳の上に紙一枚をおき、その仏像を置いて見せてくれたが、この仏を護持している老婦人たちにわるいような気もした。

 鋳造のもので、小さいが、じつに重い。材質は金銅である。しかし灯明で煤けているのか、それとも焼けたのか、鋳鉄に見える。新羅の統一時代(7世紀)のもので、つくりは粗笨ながらみごとな安定感があり、見ているうちに粗笨さがむしろ偉容を感じさせる秘密であるかのようでもある。

 この煤けた膚質は、おそらく焼けたせいであろう。李朝はその初期に徹底した排仏毀釈をおこない、仏寺を焼き、石仏の頭を切りおとしたりしたが、そのときたまたまかの地に行っていた日本人が、

「どうせ焼くなら貰えまいか」

とたのんで持ちかえった仏たちが壱岐には多いという。ともかくも壱岐は海をわたってきた仏たちが多く棲む島である。多くは高麗仏で、それ以前の新羅統一時代のものはすくなく、勝本ではこれが一体だけであるという。

 通信使の宿館の跡に統一新羅の仏が今なお安置されているというのは、人情の手厚いこの土地の伝統と決して無縁ではない。

 

💛はるか昔、壱岐には仕事場の職員旅行で行ったことがあります。うにを食べたことや島のスナックみたいな所に行って、みんなでカラオケしたことくらいしか覚えていません…。

 

 

その3 「2つの島でつくられたこの海上世界では、壱州、対州とよぶ」

 

 壱岐人と対馬人は、仲がよくない。あるいは口先だけの楽しみとしてやっているのかもしれないが、互いに相手の悪口を言い合う。なにしろこの大海にうかんでいるのは二つの島だけしかなく、両島でもって一つの世界がつくられている。水田農耕の社会では水の問題などもあって、隣りの集落が原型としての敵であった。壱岐・対馬の場合、それが島の単位になっているところがおもしろく、絶海の孤島同志の批判のしあいは、実害がないかぎり、人間というちっぽけな存在の、存在としてのユーモアともおもえる。

 豊潤なほどに農村文化を持った壱岐にあっては、都邑である郷ノ浦でさえ農村文化の伝統的美徳であるつましさーちかごろは世間一般では怪しくなったがーをもっているのである。

 この点、対馬はやはり漁村文化が基底になっているのではないか。漁村文化は農村とはちがい、一攫千金のーむろん千金ほどでなくともー可能性をつねに持っている。

 

 

その4 「対馬までゆけば朝鮮が見える」

 

 対馬までゆけば朝鮮が見える、というのが、作家の金達寿氏、考古学者の李進煕氏の期待であった。金達寿氏には「対馬まで」という作品があり、数年前、朝鮮を見たいというだけの目的で金氏らは数人の友人たちとともにこの島に来、北端の千俵蒔山へのぼって海を見たときのことが書かれている。こんども、そのような、目的とも期待ともつかぬ激しい情念でやってきている。

 

 「晴れた日、あの千俵蒔山の頂上に立てば、釜山付近が見られます」

 上代、この千俵蒔山から朝鮮の山々を見ている一群の日本人たちがいた。

 防人たちであった。

 

 

その5 「燃えよ剣」 (再) 司馬遼太郎  新潮文庫

 

~司馬作品しか読まない一年間  向井万起男(医学者…妻は宇宙飛行士の向井千秋さん)

 

  私は27歳から28歳にかけての1年間、読書は司馬作品だけに限定すると決めました。そして実際、司馬さんの小説、随筆だけを片っ端から読み漁っていました。1年間にわたって一人の作家の作品しか読まないと決心したのは、私の人生でこの時だけです。おそらく、これからもないでしょう。

 この決心にはキッカケがあります。「燃えよ剣」を読んだこと。私が初めて読んだ司馬作品です。こんなに気品に溢れた小説を書く作家が日本にいたのかとビックリしました。

 

💛何度も出てくる「燃えよ剣」 !たくさんの方が感動している名作ですね。

映画観たいな―!!もうすぐかな?

 

 

⚾おまけ⚾

 

9月23日  ソフトバンク 5-0 ロッテ

 

7回無失点の好投を披露。チームに勝利をもたらしたマルティネスありがとう!!

 

 

 

💛私の好きな歌💛

 

952曲目  「クレイジーフォアユー」 マドンナ

 

マドンナもなつかしい!!

元気な歌もカッコいいけれど

バラードもすてきに聴かせる初期のマドンナ

好きでしたね。聖子ちゃんもこの歌はお気に入りだったみたいで、

アルバムで歌っていましたね。よく聴いていた昔の私です。

 

今日も見ていただいて、ありがとうございます。

昨日はつい夜おそくまで仕事場にいました。

ダべリング!ほとんど仕事なんてしちゃーいません!

若い人の愚痴を聞いてあげていました。

ついでに私の愚痴も!

まあたまにはこんな日があってもいいよね。

みなさんもよい休日をおすごしくださいませ。

次回は、月曜日にお会いしましょう!

ごきげんよう!またね。