正観さんによると…。
●「酒は百薬の長。酒は万病の元」
余談ですが、「酒は百薬の長」と言いますが、正しくは「酒は百薬の長。酒は万病の元」です。このワンセットの言葉の、前半だけを使っている人が多いようです。
(イラストはネット画像です)
👣街道をゆく~16 奈良散歩~「お水取り」千年の力
司馬遼太郎 朝日ビジュアルシリーズ👣
その1 「修二会は、千年以上ものあいだ、一年も休むことなく」
周知のように、東大寺では、天平のむかしから「お水取り」(修二会)という行事が、境内の二月堂で修される。
私は、昭和25年3月に、京都の自分が属している記者クラブのひとたちと一緒に、この行法を参観した。
修二会は、千年以上ものあいだ、一年も休むことなく、しかも前例と違うこともなく、平板印刷機のように動作がくりかえされてきている。それも、澱みの水のようにとりすました動作でなく、この行法には気迫と、鑚仰への熱気が必要なのである。それが、百年一日どころか、その十倍の歳月のあいだ、つづけられている。
その2 「たしかに、東大寺には、兜率天がある」
それが証拠にこの参籠宿所も、細殿も、二月堂も、東大寺自身も何ひとつ変わっていないじゃないか、と思った。さらには目の前にいる白い紙衣の僧までが、あのときのままなのである。
「ほんとうだろうか」
私は、浦島太郎の気持ちがわかるような気がした。いささかも外形が変わらず、時間だけが川のように流れている。東大寺のおそろしさだと感じた。
兜率天には、歳月はないにひとしい。その世界を写した二月堂修二会の行法でも、歳月は宇宙のようにゆるやかである。すでにふれたように兜率天の一昼夜は人間の四百年にあたる。人は変わっても「こもりの僧」そのものは、歴世連鎖して、歳をとるということがない。つねに壮年か、あおあおとした若い僧である。
たしかに、東大寺には、兜率天がある。
その3 「この塔でいいんだ」
多武峯から帰ってきた日、夜になって、もう一度、あの道を横切りたいと思った。横切って、商工会議所のそばの質素な酒場にゆくのである。
仲間をさそうと、ぜひ行こうという。私どもは、ながながと歩いた。
やがて、五重塔の軒下にさしかかったとき、ことさらに立ちどまらずに歩いた。塔を強く意識しながらも、一見無視してゆくということの贅沢さを味わいたかった。
が、通りすぎたとき、だれかが、
「惜しいな」
と、塔のシルエットをふりかえった。塔の構造を、上へゆくほど構造を小さくちぢめてゆけば、はるかに天をめざすするどさが出るだろう、というのである。
が、私は、この塔の重すぎる感じも、すてがたいと思っている。猿沢池をへだて、水を近景として、むこうの台地を見たとき、ずっしりとまわりをおさえこんでいるのは、この塔である。薬師寺東塔の瀟洒な、天女が奏でるような形がそこにあっても、大観の抑えがききにくいかと思うのである。
「この塔でいいんだ」
私は、塔の精霊のために、ふりかえってそういった。
その4 「多武峯は、観か、神社か、寺か」
さらに、当時、この山上に槻の木が二本はえていた。おそらく神木だったのだろう。斉明女帝はその槻のほとりに「観」を建てた、という。観とは、中国では、上代も今でも道教寺院を指す。道教の観を建てたのか、とおどろかされるのだが、しかしこの簡単すぎる記述からは判定しがたい。
要するに、
「たむ」
という山は、、斉明紀以前から、土地では神異を感じさせる山だったのであろう。それがやがて藤原氏の祖の鎌足(614~69)が葬られ、その廟所になった。
ーー多武峯は、観か、神社か、寺か
というあいまいさは、千数百年つづく。
鎌足を祀る多武峰の創始は、7世紀後半である。唐に留学していた鎌足の子の僧定慧が、木造の十三重の塔を造営した。いま存在している塔は1532年の再建だが、朱塗・檜皮茸の色調といい、十三重のつりあいのうつくしさといい、破調がほしくなるほどの典雅さである。
その5 坂の上の雲 司馬遼太郎 文春文庫
~「街道をゆく」へのスタート 中島 誠…文芸評論家
近代初期のおかしさと真剣さが入りまじる空前の規模の戦記絵巻は読む者を倦きさせない。さらに病床6尺のうめきのなかから短歌革新の叫びをあげる子規の熱情。文と武のからまる情熱と友情は明治ならではのものといえる。
司馬の言う中小企業並みの町工場国家は、この先どこへ行くのか。まさに国の内外を歩む”街道をゆく”のこれはスタートであった。多くの讃辞と批判に囲まれながら、坂の上の青い空に浮かぶ白い雲を、作者と共に、じっと見上げてしまうのである。
💛私の好きな歌💛
948曲目 「サム・ライク・イット・ホット」(再) ロバート・パーマー
サウンドがカッコいい歌。
ちょっと音が小さいのがいけませんが、気分は上々です。
ステージに「運」って書いてあるのが気になるー!!
今日も見ていただいて、ありがとうございます。
台風怖いですねー。
西日本上陸!!いやー今日は、早く帰れるといいな…。
もうすでに激しい雨が降っている地方もあるみたいですが、
お互いに気をつけましょう!!
次回は、日曜日にお会いしましょう!
ごきげんよう!またね。






