正観さんによると…。

 

すべてがあなたにちょうどいい。

父母も子も、夫も妻も兄妹も。

上司も部下も友人も。

すべてがあなたにちょうどいい。

          -釈迦の言葉ー

 

 会社務めをしている人で、自分の会社の悪口をいう人がいます。悪口というよりは愚痴や文句なのかもしれませんが、「うちの社長はワンマンで怒りっぽくて仕方ない」とか「専務はこうで、部長はこうで、嫌になってしまう」というようなことです。

 

 その人の言っていることは、きっと正しいことなのでしょう。その上司や会社は確かにどうしようもない人たちで、ほかの人たちもまったく同じように感じている事実に違いないのだと思います。でも、その人はその会社で給料をもらい、そこで生かされて働いているのです。その自分の生活を成り立たせてくれる会社、社長、上司に対して、愚痴や悪口を平気で言っているというのは、そのどうしようもない社長、専務、部長と同じような、どうしようもないレベルの社員なのではないでしょうか。

 

 同じように、「うちの舅(姑)は、こんなひどいことをいう人で」とか「どうしようもない子ども(親)で」などと文句や愚痴を言う人がいます。しかし、この「すべてがあなたにちょうどいい」という言葉を知っている人から見たら、その人は愚痴を言った瞬間に自分の価値をさらけ出している、ということになるのです。逆に、「私の妻はこんなに素敵だ」と言うと、その素敵な妻に合った素敵な夫に違いない、ということになるでしょう。

 

 私たちは、すべて自分に「ちょうどいい」人たちに囲まれて生きています。

 

※(今日のお話は、私にちょうどいいお話です…反省をこめて…)

 

 

(イラストはネット画像です)

 

 

☆私の好きなTV番組☆  ~追悼 加藤剛さん~

 

     

 

その1 大河ドラマ「風と雲と虹と」

 

 昔、昔の大河ドラマでしたが、とっても覚えています。

初めて、平将門を知った番組でした。

平安時代の平将門を加藤剛さん、瀬戸内海で反乱を起こす藤原純友を緒形拳さんが演じておられましたね。また、吉永小百合さんが平貞盛に愛されながらも争いに巻き込まれて惨殺されてしまう姫君を演じておられました。お美しい!!

 

 日本史では悪人とされている将門について、海音寺(作者)は「悪人列伝・平将門」の中で次のように語っている。
 「明治以前、関東地方で明神と呼ばれていた神社の多くは将門を祀ったものであった。彼に対する関東地方の人々の崇敬の念がいかに厚かったかを語るものであろう。(中略)これほど人気のあった将門が、次第にその人気を失ったのは、江戸時代になって儒教が全盛をきわめ、大義名分の思想が社会常識となったため彼を単なる逆賊と見るようになったからだ」

(ネット記事より)

 

 加藤剛さんが演じられたから、平将門に新しい光を当てて、見直されたのではないでしょうか。私も将門の呪い…とか聞いたことがありますが、将門はただの極悪人ではないのでは?歴史に翻弄された人物なのかしらん?などと思います。自分の生き方に忠実な方…将門…加藤剛さんにぴったりな役でしたね。

 

 

その2 大岡越前

 

 最近は、ジャニーズの東山紀之さんが演じていますが、私世代はやっぱり加藤剛さん。

徳川吉宗の時代ですね。享保の改革の真っただ中ですね。

 大岡越前は、犯罪にはクールに、人間には温かい名奉行ぶりで人気を博しましたね。同じナショナルのドラマ、水戸黄門では、黄門さまが交代されるのに、大岡越前はずっと加藤剛さんでした。このことも素晴らしいですね。

 

 

      

 

その3 坂の上の雲

 

 伊藤博文役でしたね。見事に加藤剛さん、演じておられました。

第三話の「国家鳴動」。物語が日露戦争へと突き進んでいく中、苦悩する政治家、「臆病なほどの平和主義者」(ドラマの中での評)を好演していました。結果は、日本が勝ったけれど、あの時代では大国ロシアに対して、闘うなんてとんでもないことだったのでしょうね。現実主義者としての政治家…加藤剛さん、名演でした♪

 それにしても明治の日本人は気骨があったなあ♪大好きなドラマです。

加藤剛さんの悪役は、見たことがないけれど、でも生き方も演ずる姿も本当に誠実な方だなと思われます。ありがとうございました。

 

 

☆おまけ☆~ソフトバンクが連敗なので~今回は甲子園!

 

 

 夏の高校野球(甲子園)なんと100回目だそうで、今年は記念すべき大会だそうですね。

昨日は皇太子ご夫妻も開会式に参列されましたし、ゴジラこと松井さんが始球式に出て、ワンバンになっちゃって「甲子園の魔物に襲われた」とつぶやいておられましたね。

 

 そんな中、施設の父と一緒にNHKの番組を見ていたら、智辯和歌山の高嶋仁監督(御年72歳)が出ておられました。歴代1位の68勝を誇る名将ですね。

 Michan!!エースをねらえ!の宗方仁コーチもいるけれど、和歌山にはもう一人の仁さん、高嶋仁監督がおられますよ♪

 高嶋監督は、高校野球では珍しく投手や野手を複数抱え、いくつものポジションを守れるようにしているそうです。この采配をあの野村監督(のむじい)も絶賛されていますね。エース一人に頼り切らない…選手の故障もちゃんと考えておられます。

 甲子園では、いつもベンチ前で仁王立ちをされていることでも有名です。ベンチ前に立っていたら、甲子園で勝ちだして、ベンチに座れなくなりやめられなくなったそうです。

 

 夏の高校野球、選手の活躍も楽しみですが、監督の戦いも目が離せませんね。(ソフトバンクもがんばって!!)

 

 

 

 

 

 

♪私の好きな歌♪

 

355曲目  「夏色」  ゆず&西島さん ~ゆずっしー~

 

 夏らしい明るい歌ですね。自転車に乗って、どこかに行きたい気分ですが、今の日本は暑いね♪

 

 

 今日も見ていただいて、ありがとうございます。

暑さも気になるけれど、台風も気になるふくです。

えーん、えーーん、日本列島、台風に好かれていますね。

次回は、水曜日にお会いしましょうね。

ごきげんよう!またね…。

みなさん、暑いので無理されないようにね…。