数年前、介護が大変で仕事もうまくいっていないときに、非常に仕事をやめようかどうしようか悩んだ時があった。上司もやめた方がいいのではとアドバイスしてくれたのだが、偶然もっと昔お世話になった上司がなぜか電話をしてくれて、続けなさいとアドバイスしてくれた。そのおかげで今もなぜか仕事を続けている。

仕事をやめた方がいいよと言ってくれた上司の家も介護が大変で奥様も定年を数年残して有能な方だったのに、辞められた。
そしてその上司とお別れの時、私はマーマレードを他の皆さんにもだけど、お世話になりましたという気持ちをこめて、差し上げた。その時の上司のはっとされた顔が忘れられない。

その上司もとうとう一線を退かれる日が来て、昔の仲間と一緒にお祝いの会に参加した。結構怒鳴られたり、いろいろあったけれど、ただ他の場所でもご縁があり、節々でお世話になった。感謝の気持ちをこめて、おそるおそる参加させてもらった。でも上司はうれしそうにいろいろお話してくださった。よかった。

数日後、奥様が私の職場にお礼をもってこられた。
それがマーマレードと苺ジャム。私があげたのと同じメーカーの。地元産。不思議だな。
なんだか元上司のいたわりなのだろうか。偶然なのだろうか。
ジャムなんて似合わない上司なのに…。
なんて失礼なことを言ってごめんなさい。
でもきっと私が今でも元気に仕事をしていることを喜んでおられると勝手に解釈しよう。

人生その時はつらいなと思っていたことでも、後々考えたらそれが大事な通過点だったのだということがしばしばですね。やはりいろいろな出会いに感謝です。