こんにちは。坂本哲子です。
さて、昨日はNLPの講座でメタファーについてお話する機会がありました。
メタファーとは寓話や逸話、たとえ話。
それらによって、直接的ではなく、婉曲的に教訓や指針を相手の無意識に
すっと入れてしまう、ということをNLPではやっています。
まあ、難しく聞こえるかもしれませんが、
『おおかみ少年』の童話が
『ウソついたらあかん』と言っていることと一緒のことです。
絵本等ではよくありますよね。
『昨日TVでこんなこと言ってたよ~』なんていうのもちょっとしたメタファー。
で
個人にあわせて何かメタファーを創りましょう、となりました。
まずは、私が・・・ということで受講生の方からお題を頂きます。
『どうしても、時計がなっても止めて30分寝てしまう。どうにかして起きたい。』
という課題を言われた方がいました。
きたきた。と私。少なくないお題です。
『ふふふ。怖ーい話してもいいですか?』
『い、いいですよ』
『本当にいいんですね~』
『私も以前、本で読んだ話なんですが・・・
その時計をとめて30分間という時間で何をしているかわかりますか?』
『えっ。もう少し寝たら気持ちいいとか、まどろんだり・・・』
『色々葛藤もありますよね。気持ちよかったりもするし。
そして、ああ、また起きれなかったと後悔していませんか?
毎日後悔の積み重ねをしていくと・・・どうなるでしょう。
自信や自己尊重につながっていますか?』
(この方は自信をさらにつけていきたいというテーマもあったので)
『ううっ・・・決して自信には繋がらないですよね・・・』
表情を見ていると、ちょっと、こたえた様子。
『実はこのメタファー、私もこたえた一人だったんです。
毎日、後悔、自己嫌悪を積み重ねていたなんて!
それを知ってから、30分先に起きるなら、
その30分先の時間に時計をかけることにしました。
時計が鳴ってから止めて寝る事は、ほとんどありません。
でも疲れているときや必要な時は
自分に、長く寝ることを許すこともありますよ』
さあ、このメタファーの効果はいかに(笑)。
ちなみに今の私は、時計要らずで起きています♪
今日も自分を大切に~♪