柔整師の星芳美です(V)o¥o(V)
今回は手の痛みについて書いていこうと思います。
TFCC損傷という言葉をご存知ですか?
あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
<TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)>
TFCCとは、尺骨頭と尺側手根骨の間にある三角線維軟骨、関節円板(クッション)、尺側側副靭帯などの複合体のことで、日本語では三角線維軟骨複合体といいます。
尺骨とは…前腕の2本の骨の小指側。
TFCC損傷は手を衝いて転んでしまった際や、手首の使い過ぎなどや加齢の変化によってもなります。
症状として尺側部の圧痛、腫脹、尺屈痛、回外(捻り)時の痛みが出ます。
尺骨が橈骨より長い(小指側の腕の骨の方が長い)場合、TFCCを損傷しやすくなります。
この場合は尺骨を短く切る手術もします。
オペをしないでも、保存療法で改善するケースもあり、捻りや手首の動きを制限するようにサポーターをします。
ドアノブを回せない、 蛇口をひねると痛い、 タオルを絞ると痛いので、サポーターかテーピングを巻きましょう。