- 嵐 よういち
- 海外ブラックロード -危険度倍増版-
読了時期失念m(__)m
普通の旅行記では決して読むことの出来ない筆者が実際に体験した危ないことを綴った本。
本に出てくる土地は珍しいところでもなく、日本人観光客なら結構行くことのある個所も多い。実際旅番組などではきれいな景色と素敵な町並みばかりが紹介されているが、ひとつ道を間違えれば簡単に強盗にあってしまうような事が紹介されている。
読んだ印象は「結構海外旅行に行って、そのまま行方不明になってる人っているんだろうな・・・」と感じた。日本人だけではなく、外国人もバックパッカーも判断を間違えれば簡単に命を落とすことになると思う。
しかし、本書は旅を帰省するものではなく「正しい知識と準備」があれば、危ない思いをしなくて良いということが分かる。
団体ツアーではなく、個人旅行を考えられている方は少なくとも現地語の一つや二つは分からなければならないと感じた。
あと、土地土地には慣習、風習などもあるので勉強していかなければとんでもないことになってしまう。
数年前にイラクで日本人が拉致・殺害されたがあれが良い例ではないだろうか。海外でそれも地球上でもっとも危険な地域の一つに行くのであればそこではなるべく目立たないようにすべきであり、それが自分の身を守ることになることを忘れてはいけない。
5月2日読了
前述の「半島を出よ」下巻を探しに古本屋回りをしているときに発見。
そのときは読む本があったので購入を断念。連休に読む本を探しているところで思い出し図書館で借りた。
森村誠一を読むのは初めて、「人間の証明」などが有名だがイマイチ触手が伸びなかった。
本小説は長編ながら5/1~2の道東出張の飛行機&JR社内で完読。時代背景が古い作品だが一気に読める傑作だと思うが、最後は後味の悪い結末だと思った。中盤までのストーリーが秀逸だった為最後を纏めきれなかったのか?良くある結末までは傑作サスペンス&アクションの最後の締めが尻切れトンボ的な作品かもしれない。
また、私の好きな鳴海章、池上司、黒崎視音などとは自衛隊や現行憲法に対する見解が違うと見受けられた。作品の書かれた時代も違うので単純な比較も難しいが、森村誠一は結構左派なのか!?と思ってしまった。
森村誠一作品はまた読むのかなぁ...
今日から帰郷します。
- ダン・ブラウン, 越前 敏弥
- ダ・ヴィンチ・コード (上)
前回同様、読了時期失念。
映画公開を前にして、急遽文庫落ちになったところを購入。約2週間で読了。
キリスト教の歴史、カトリック教会の系譜など分からないことが多いけど、小説自体は力作で面白かった。
しかし文庫落ちの次期は作戦ミスなのではないかなぁ?折れは小説読んだから映画は行かないよ。だって推理小説なのに結末分かってたら行かないじゃん。映画公開後に文庫落ちであれば、映画で初めてダビンチコードに出会った人が帰りに買うって感じだと思うんだけどなぁ。
- マーゴ モレル, ステファニー キャパレル, 高遠 裕子
- 史上最強のリーダー シャクルトン ― 絶望の淵に立っても決してあきらめない
2月7日読了
またまたシャクルトンです。
私はもうすっかりシャクルトンにはまってしまいました。
この本ではシャクルトンの探検を引用しながらシャクルトンが以下にリーダーとして優れていたか、シャクルトンを参考にすべきところはどこかを説明する内容になっている。
「エンデュアランス号漂流」では書かれていなかったことを知ることができたり、エンデュアランス号以前の探検を引用したりとこれも興味深い内容だった。
イギリスの探検家ではスコットが有名だが、スコットとの違いが述べられていたりする。
うーん、シャクルトン、やはり尊敬に値する人物だと思います。
- アルフレッド ランシング, Alfred Lansing, 山本 光伸
- エンデュアランス号漂流
2月2日読了
5年ほど前にブームとなった「アーネスト・シャクルトン」の南極探検紀
「リーダー必読の書」などと前には騒がれ、シャクルトン物の本が結構書店にヒラ積みとなっていたが、今になってはじめて読んだ。
シャクルトンは探検家でありながら、一度も探検に成功したことは無く、本書も2度の南極点到達を断念したシャクルトンが南極大陸横断を目指し、上陸まであと少しというところで流氷に阻まれ、船を失い約2年にもわたる南極漂流をしながら28名全員が生還を果たすという奇跡を隊員の日記、インタビューを交えて1冊の書にしたもの。原作の刊行は1950年代後半。
感想は「面白い!」で尽きる。最後は通勤の電車内で読了したが涙が出そうになった。本書はシャクルトンのリーダーシップについてはあまり詳しく書かれていないが、随所に隊員に対する気配り、士気の高め方などがちりばめられている。
私は今更ながらシャクルトンに影響を受けてしまい、既にシャクルトン物の2冊目を読み始めた。
話が前後するが1915年、着替えも無く薄いテントと寝袋、食料はアザラシやペンギン、犬の肉を食べ2度の冬をすごし、最後は全員生還を果たすというまさに奇跡!
しかし当時(現在)もこの探検は失敗だった為ほとんどニュースにはならず、私もブームにならなければシャクルトンの名前も知らないところだった。
探検に同行した写真家が撮った写真なども非常にきれいなものが多く、ソニーマガジンより半分写真集と読んでもいい同タイトルの本が出ている。機会があればこれも入手してみたい。
- H.F. セイント, H.F. Saint, 高見 浩
- 透明人間の告白〈上〉透明人間の告白〈下〉
1月22日読了
ラジオ番組「サタデーウェイティングバー アヴァンティ」の昨年大晦日のオンエアで紹介されていた小説。
「本の雑誌」が選ぶ30年間のベスト30の堂々1位の作品。この作品は選考者の中で文句なしの1位だったらしい。
http://www.avanti-web.com/pastdata/20051231.html
■感想
前半はちょっとだるいが、上巻半分くらいからはとまらない速さで読みきってしまった。読書時間は通勤の電車の中が主だが、ちょうどいいところなので乗り過ごしてしまい、折り返しの電車でまた続きを読んでしまうほど面白い。
「男の隠れ家」2月号でも本の特集を組んでおり、吉田照美氏が「今まで出一番面白かった本」に上げている。私もいままでの中でベスト5にはランクインする面白さだった。
地元の図書館で蔵書検索したところ、ハードカバー版で蔵書されていたが、手にとって見ると大分古く破損が激しい。私は最近再販された新潮文庫を購入し読んだ。
皆様にも是非お勧めする1冊!
私の書棚にはストックが2冊あるが、このストックを読み終えれば前述のベスト30から選ぶか、男の隠れ家から何冊か読んでみることとしたい。
- 杉山 隆男
- 兵士を追え
1月21日読了
杉山隆男氏の「兵士」シリーズを読むのは2作目。「兵士に聞け」は読んでない。
偏った思想や中途半端な知識でかかれたものではなく、安心して読むことができる。(偏った思想であれば潜水艦の搭乗は許されないか(^^ゞ
「兵士を見よ」は航空自衛隊を舞台としたドキュメント、本作は海上自衛隊を舞台とした長編ドキュメントである。潜水艦の搭乗記、P3Cの搭乗記など搭乗員の背景を細かく描写したつくりとなっており、自衛隊員の職務に対する気構えなども垣間見ることができる。
杉山氏のほかの著作は読んだことがないが、機会があればぜひ読んでみたい。順番が逆になるが「兵士に聞け」も近いうちにぜひ読みたいと思う。


