ここ近年、ナンカン、クムホ、フェデラル、ネクセン等々
アジアンタイヤと呼ばれる台湾、韓国、中国メーカーの
タイヤがぐっと増えてきましたね
そのアジアンタイヤの中でも知名度が高いナンカンですが
そのナンカンのスタッドレスタイヤをじっくり検証してみたいと思います
タイヤはこちら↓
パターンは主になる縦ミゾが4本のちょいとダンロップのDSX-2にも似た感じですね・・・
ブロック表面を見てみると格子状に浅い細かいミゾがあります
(画像の青線です↓)
これは装着初期の性能を確保する為の水膜除去、
エッジ効果を狙ったものだと思われます。
この様な細かい浅ミゾは国産ブランドのスタッドレスを見てもほぼ入ってます
そして肝心のブロックのサイプですが(画像の赤線↑)
画像で見ていただくとおり、
ブロックの5本のサイプのうち3本は途中で区切られています
おそらくブロック剛性重視なのではと推測できます
一つのブロックに多くのサイプが入ることにより、
冷たい路面に対しての接地性の向上やエッジ効果が期待できます。
ただしブロックに多くのサイプを入れると剛性感の低下や
偏摩耗というネガディブな要素が出てきてしまいます。
国産ブランドの各メーカーはこのネガティブな要素を解消する為に
立体的なサイプ構造や倒れこみを防ぐ技術を搭載しています。
その点から考えるとこのナンカンのタイヤは
しなやかな細かいサイプ(雪上・氷上性能)と
ブロック剛性の確保(ドライ性能・偏摩耗の抑制)という相反する要素を
両立する技術を持っていないのでは?と見えなくもありません。
しかーし!
スタッドレスの重要ななるところは
肉眼ではに見えないゴム質、ゴム構造にあります!
国産ブランドの各メーカーでは氷をひっかく為の
ミクロ、ナノレベルの素材が配合されていたり
水膜を吸収する為のゴムであったりと様々な工夫がなされています
そこでゴムのテクノロジーを調べようとナンカンのホームページを見てみます。
が、しかし!何も書いていない(´□`。)
結果、このタイヤが良いのか悪いのか判断つきません・・・(´_`。)
当然の事ながらおすすめも出来ません((>д<))
兎にも角にも実際に使ってみない事には何も言えませんので
使ってみた方は是非感想を教えてください(;^_^A
とりあえず、わかっている事として
価格は安いです。。。
そして当店でも取扱いできます…