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イーグルオートのGiornaliero

アバルト 500。エンジンの調子は悪くないのだが、アイドルの回転数が高い、との事での入庫。

 

確認すると、メータよみで1200~1300rpm 程。チェックランプなどは点灯していない。水温や吸気温度センサの特性ズレかと思い、テスタをつなげてみるが、妥当な数値だった。ただ、この時の目標アイドル回転は、約1200rpm となっており、ECU の制御で回転数を上げているようだ。

 

その他のパラメータを点検していると、アクセルを踏んでいない状態で、アクセルポジションが 3% となっていた。この時、センサのトラック1信号電圧は 940mV、トラック2信号は 390mV。アクセルペダルを踏んでいくとリニアに電圧は変化していった。

 

おそらく、アクセルを踏んでいないに 3%(踏んでいる) となっているのが原因だろうが、確証が欲しい。センサのメインはトラック1側だと思うので、センサコネクタを外して、可変抵抗を使った自作のSST をトラック1側に取付。電圧を測定しながら 0% となるように調整してみた。

 

この状態でエンジンをかけてみると、アイドル回転数は低くなった。目標アイドル回転も 790rpm でほぼ狙ったとおりの回転数となった。(SSTはトラック1のみに取付けているので、トラック2の信号電圧は0mVとなっています。)

 

アクセルポジションセンサの不具合で間違いないので、センサを交換。症状が解消されたことを確認して、修理完了です。

 

アルファロメオ ジュリエッタ 1.4。オーバーヒート警告灯が点灯した、との事での入庫。

 

ラジエータサブタンクを見ると空になっていた。

 

ひとまず水を入れてみるが漏れていて、ラジエータの上部あたりから水が出てくる。車載ではよく見えないのでラジエータを外すことにした。エアコンコンデンサは残したまま、ラジエータ&クーリングファンを引き抜いて取外す。

 

取外したラジエータ。矢印のあたり、ラジエータの側面から水が出てきていた。

 

側面を点検してみると、コアにクラックというか細長い穴があいていた。リブで囲まれている内部で、何かに干渉していたわけではない。なぜこうなったのか?経年劣化?

 

ラジエータを交換。オーバーヒートによる他の箇所のダメージが心配だったので、水のみでしばらく試運転を繰り返す。問題がなかったのでLLCに交換して、修理完了です。

ランチア デルタ(844)1.8ターボ。定期点検で入庫。スパークプラグを点検しようとしたら、プラグホールにエンジンオイルが溜まっていた。

 

3番と4番シリンダのプラグがオイルに浸かっていた。

 

このエンジンは、アルファロメオでも使用している1750cc エンジン。プラグホールガスケットからのオイル漏れなのだが、そのガスケットが付く、いわゆるカムカバーはカムシャフトキャップも兼ねている。なので、カムカバーの取外しには、タイミングベルトの取外しも必要となる。ガスケットは液体ガスケットを使用していて、硬化してパリパリの状態になっていた。

 

裏側のタイミングベルトカバーも樹脂製で、ボソボソの状態。ボルトが取付くブラケット部分も割れてしまっているので交換する。

 

ただ、このカバーを取付けるボルトが、インジェクタのコモンレールパイプと当って、取れない。こういうところは、フィアットらしいな、と思ってしまう。

 

このエンジンは直噴インジェクタを使用しているので、できれば取外ししたくない。コモンレールパイプを止めているボルトを緩めてトライすると、ガタ分の隙間からなんとか取外しができた。カバー取付け時はボルトを短く削って取付けた。

 

各部を清掃。

 

液体ガスケットを塗布して、カムカバーを取付ける。

 

カムシャフトオイルシールを交換して、SST を使用しタイミングベルトを取付ける。ウォータポンプも交換する。

 

その他、ブローバイオイルセパレータやイグニッションコイル、ハーネス等を元に戻す。

 

全てを組付け、オイル漏れがないことを確認して、修理完了です。