イーグルオートのブログ -19ページ目

イーグルオートのブログ

イーグルオートのGiornaliero

フィアット 500 ツインエア。走行していると、エアコンの風量が変化する時があるとのことで入庫。

 

この車はマニュアルエアコンで、風量ダイアルを操作しないのに、だんだんと風量が弱くなっていくとのこと。原因となりそうなのは、ダイアルスイッチ、ファンレジスタ、ブロアファンだが、風量Max (ダイアル4)の位置もふくめ、どの風量(ダイアル1~3)でも症状が出る、とのことからブロアファンがあやしい。ダイアル4にしてしばらく放置しておくと風量が弱くなってきた。ブロアファンのコネクタ部をテスタで測定するとバッテリ電圧がかかっていた。ブロアファン不良である。

 

ブロアファンを交換して、修理完了です。

 

交換したブロアファンをばらしてみる。ブラシはそれなりに減っていた。

 

コンミュテータ。

クライスラー イプシロン。エアコンが効かないとの事で入庫。

 

お客さまによると、以前からエアコンガスが漏れていたようで、他店にてガスを補充しながら使っていたのだが、今回はガスを入れたそばからシューシューと音を出して漏れてしまうという。点検の為にリフトで上げてアンダカバーを取外すと、なにかの破片が落ちてきた。

 

圧縮空気を使い、ガス経路に圧力をかけてみると、エアコンコンプレッサのあたりから音が聞こえる。

 

せまくてよく見えないのだが、手をかざしてみると、コンプレッサから漏れているのが確認できた。コンプレッサを外して点検すると、ケースが破損していた。

 

先程の破片はケースの一部であった。

 

コンプレッサは焼きついてロックしており、傾けてみたがオイルは数滴しか出てこなかった。エアコン経路を点検すると、エキスパンションバルブのOリングから漏れていたようで、蛍光剤の付着があった。

 

エキスパンションバルブに取りつくホース。ここのOリングから漏れていたようだ。

 

ここからガスと一緒にオイルも漏れ、オイルを補充せずにガスのみの補充をくり返したためにオイルがきれて、コンプレッサが焼きついたようである。コンプレッサが焼きついた時、鉄粉等も発生するので、本来ならエキスパンションバルブやレシーバドライヤ(この車はコンデンサ、ドライヤ一体式なので、コンデンサAssy)を交換したいのだが、お客さまの意向によりそのまま使用した。ただし外せる接続部は全て外し、入念にエアブロー清掃した。

コンデンサ部

 

エバポレータ部

 

コンプレッサはメーカのリコンディション品。

 

すべてのOリング、バルブコアを交換して、エアコンガスを真空充填。ガスリークテスターでガス漏れがないのを確認して、修理完了です。

 

破損したコンプレッサをばらしてみる。スクロール式コンプレッサで、スラストプレートがちぎれていた。

 

このちぎれたプレートが内部からケースを突破っていた。

 

 

 

アルファロメオ ジュリエッタ 1.4。エアコンの効きが悪いのと、エンジン振動が大きくアイドリング時に運転席側のドアミラーがブルブルと震える、との事で入庫。

 

まずはエアコンから点検。エアコンを作動させると、少し涼しい風が出てくるのだが、途中でA/Cコンプレッサが切れてしまうので十分に冷えない。A/Cガスが少なくても、このような症状になるが、この車はここを点検。

 

エバポレータ温度センサ(Antifrost Sensor)。このセンサの不良で、実際とはことなるマイナス温度と認識してしまい、エバポレータの凍結防止のため、コンプレッサを切ってしまう。ジュリエッタのエアコンに関する不具合はいくつか経験しているが、このトラブルが圧倒的に多い。

 

新旧の温度センサ。

 

もともとのセンサをちょん切って、新しいものをハンダ付け。

 

次はエンジンの振動。この原因はエンジンマウント。

 

取外して点検すると、パックリと切れていた。

 

ジュリエッタの1.4 右ハンドル車は、後期モデルからエンジンマウントの形状が変わっている(エンジン振動対策)。この車両は前期モデルだが、互換性はあるので、後期モデルのマウントに交換(左側が後期モデル用)

 

エアコンの効き、エンジン振動がなくなった事を確認して、修理完了です。