フィアット500 1.2。業者さんからの依頼で、エアバッグ警告灯とスタート&ストップ(アイドルストップ)警告灯が点灯し、オドメータが点滅している、との事での入庫。
テスタで診断してみると、エアバッグECU(ORC) と通信していない。
フォルトコードをみると、エンジン、ボディコンピュータ、メータクラスターにフォルトが入っており、内容はエアバッグECU との通信不良がらみのものである。
フィアット系の車はCANネットワークに障害があると、オドメータが点滅する。また、事故時等に作動するイナーシャスイッチの役割もエアバッグECU が兼ねているため、これを認識できないエンジンECU とボディコンピュータにフォルトが入り、スタート&ストップの警告灯を点灯させている。全ての原因はエアバッグECU との通信不良のようだ。
この車の診断ラインはCAN 信号なので、テスタ通信できないのはECU が作動していないか、CAN ラインに問題があると考えられる。サーキットテスタでECU のコネクタ部で電源、アースを測定するが、問題なし。
CAN 信号をオシロスコープで点検。ハイ、ローとも、ECU まで信号はきている。
ECU 不良と判断して、エアバッグECU を交換。
プロクシアライメントを実施。
症状がすべて解消された事を確認して、修理完了です。























