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フィアット ムルティプラ。エンジンチェックランプが点灯したとの事で、入庫。

 

テスタで診断してみると、P0420 キャタライザのフォルトが入っていた。

 

ラムダセンサの電圧を点検してみると、やはりキャタライザが効いていないようである。(グラフ上がキャタ上流、下が下流。)

 

実は数週間前にもチェックランプが点灯した、との事で診断しており、その時も同じフォルトが入っていた。お客様いわく、同じ道(流れのいいバイパス)の同じ場所近辺を走行中にチェックランプが点灯したとのこと。その走行パターンでキャタライザ判定に入っているようである。

また、お客様が言うには最近エンジンオイル消費が多くなってきているとのこと。これがキャタライザを劣化させているかもしれない。チェックランプ点灯の修理はキャタライザの交換が必要だが、エンジンオイル消費を修理しないと、同じことの繰り返しになるかもしれないとアドバイスをすると、そこまでお金をかけるか考え中、でもチェックランプは車検の問題もあるからと、中古のキャタライザを自分で見つけてきた。中古部品と交換。

 

取外したキャタライザ。やはりオイルの影響のようだ。

 

中古部品は、クラックが入っていたが、これよりも状態は良さそう。

 

交換後、ラムダセンサの電圧を測定してみると、キャタライザは効いているようである。

 

後日、お客様の使う道路で確認してもらうと、チェックランプは点灯しなくなったとの事。ひとまず、修理完了です。

アバルト 500。エアコンが効かず、他店でA/Cガスを補充してもらったそうで、その時は効くようになったが、3日後にまた涼しい風が出なくなった、との事での入庫。

 

コンプレッサが入らないのでガス圧を点検してみると、ほぼ 0Mpa であった。ひとまず少量のガスを入れ、配管の継手やプレッシャスイッチ等、ガスリークテスタで点検してみるが反応がない。どこかにピンホールでも開いているかと思い、コンデンサから点検する為に、フロントバンパを外すと変色した所があった。

 

この近辺にガスリークテスタをあてると反応する。スプレー式のリークチェッカを吹き付けてみると泡が出てきた。

 

コンデンサにピンホールが開いていた。コンデンサを交換、エアコンガスを充填して修理完了です。

 

フィアット 500 ツインエア。エンジンをかけると大きな異音がして、ギアが入らず走行できない、との事で業者さんからの依頼での入庫。

 

症状を確認するためエンジンをかけると、金属がすれるような、かなり大きな音が発生する。またエンジンをかけずにシフト操作をしても、ギアが入らない。クラッチが切れていないようである。テスタで診断してみるとP1810-79 クラッチシステムのフォルトが入っていた。

 

セレスピードやデュアロジックはエンジンをかけて数分間は、ギアがNでもクラッチを切っている。(クラッチペダルを踏んでいる。)ためしに、クラッチの作動を殺してみる(クラッチペダルを踏まない状態にしてみる)と、エンジンをかけても異音は発生しなくなった。

エンジンをかけずに自作 SST を使用してクラッチレリーズを作動させ、テスタでクラッチポジションセンサのパラメータをモニタしてみると、クラッチを切った状態で約10mm 、クラッチをリリースした状態で約16mm と、異常な数値であった。

 

クラッチのメカ的なトラブルと判断して、トランスミッションを降ろしてみると、レリーズベアリングが破損して、ベアリングボディとクラッチカバーが干渉。もはやベアリングとして機能していない状態であった。

 

クラッチカバー。

 

クラッチ廻りの部品を交換。キャリブレーションやキスポイントの学習を行い、修理完了です。

正常時のデータ。クラッチをリリースした状態でクラッチポジションセンサは約25mm。