中学生の時
トイレから教室にもどって 自分の席に座ると
何か 違和感。
まわりをみると 知らない人たちばかり。
とても 知性的な顔立ちをした 清潔感のある
なにか一段上の感じの人たち。
私には、誰も注目もしていなかった。
あれ?と 思った時 教室の入り口から友人数人が
私を呼んでいるのに気付いた。
「そこじゃない でてこい」
と 口ぐちに 叫んでいる。
なぜかそれに従い 私は教室を出ていくが
入り口付近の廊下に 友人の姿はすでにない。
不自然なくらい人は沢山歩いているのに
さっき呼んでいた人たちはいない。
・・・・・・自分の教室に戻らなければいけないと思うが
何処に戻ればいいか一瞬わからない。
少し 考えた後 今出てきた教室に戻ることにした。
するといつもの風景・・
いつものクラスメイトがいる ふつうの教室だった。
自分の席に座り五分ほどして落ち着いたころ
私には 友人はいないことを思い出した。
同じような体験を あるタレントがしていたらしい
時期は十数年違うけれど その人の中学は私の学校のとなり。
十年前の投稿でした