皇室典範改正 | 生きること、働くこと、そして日々考えること

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今まで、生きてきた中で、生きること、働くこと、その目的など色々と考える機会がありました。

自分の回顧録として、書き残し、まとめておきたいと思っています。

現在、皇室典範改正が話題になっています。

天皇陛下がオランダ・ベルギー公式訪問前に述べられた「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでいます」と言う御言葉に関しても、いろいろな人が勝手な憶測を述べています。

 

私は個人的には現在の与党の改正案である2案には概ね賛同します。

と言うか、それしかないのではと考えています。

 

改正案の主な柱と内容は下記の通りとのことです。

  • 女性皇族の身分保持(女性宮家等の創設)
    • 現在の女性皇族は結婚によって皇籍離脱することになっていますが、これを改正し、結婚後も皇族の身分を保持できるようにするものです。
    • 本人の意思で皇族に残るか否かを決められるように調整が進められています。
  • 旧宮家からの養子縁組
    • 皇籍を離脱した旧11宮家の男系男子を、養子として皇室に迎える案です。
    • 養子の対象は15歳以上の男子(配偶者や子がない者に限る)とされています。
    • 養子本人には皇位継承資格は与えられませんが、その養子のもとに生まれた男子には皇位継承資格が認められます。

 

この様な話をする場合には目的を明確化すべきです。

明確に言えば天皇制の継続と言うことになります。

では、天皇とは何か現在の我が国においては国家元首であり、象徴となっています。

現在の天皇とは何かとなると、本当か否かと言う議論はあるかとは思いますが、我が国、日本は、8世紀に編纂された『古事記』や『日本書紀』にある様に、日本の国土は神々によって創られ、天照大御神の血を引く神武天皇が初代天皇として即位したと言う伝説づき、日本は現在まで万世一系で続く唯一の君主国とされています。従い、現時点での天皇とは、神武天皇から男系の流れをつないできたものとなっているのです。

 

従い、できることであるならば、その流れを断ち切るべきではないと考えます。

 

皇族とは何かと言えば、天皇と同じ様に神武天皇から続く万世一系の家系で構成された親族で、陛下を支える立場だと思います。

 

もし、これらの前提が難しくなったらば、変化の少ないところから変えていくしかないのでは?

 

皇族に関しては、歴史をさかのぼり、皇族ではなくなった中で神武天皇からの万世一系の家系があれば、その方々の皇族復帰を検討するのが一番です。我が国においては戦後GHQの要請で皇籍離脱(臣籍降下)をした11の宮家があります。その宮家の方々に皇室に戻ることを検討してもらうのが一番正しいやり方となります。本来であれば外的要因にて皇室離脱をした方々に復帰して頂くのが簡単かと思うのですが、それでは憲法的な問題があるためだと理解します。

単なる復帰となると現在の皇族を例外とした上で設定されている「特定の家柄を優遇する門地差別を禁じる」と言う点に抵触する恐れがあるため、憲法上禁止されていない養子と言う形を取ることで憲法違反をさけると言う意図があると理解しています。

 

また、現在の皇室においては女性皇族の割合が多くなっていることから、女性皇族の身分保持と言うのも自然の流れと考えます。

 

ここで問題となるのが

1.      身分保持となった女性皇族の配偶者と子供に対して皇族の身分を認めるのか

2.      養子縁組とした場合にその子供に皇位継承権を与えるのか

 

と言うことが出てくると考えます。

個人的な考えとしては1. に関しては、配偶者と子供に関しては準皇族と言う立場を作り対応するしかないと考えます。女性皇族の配偶者、子供は一般国民とは言えないでしょう。ただし、皇族と言うのもおかしい気がします。従い、公務員に準公務員がある様に準皇族と言う立場を作るしかないと考えます。

 

2に関しては、戦後功績離脱をした11宮家に限った上で養子縁組を認め、その上でその子供にも男系男子であれば、皇位継承権を認めると言うことにすべきです。

ここで皇位継承権を認めないと男系男子を継続させる場合の解決策とならないからです。

 

敬宮陛下の人気が高いこともあり、女性・女系天皇容認と言う話題が出てくるのは理解します。ただし、単純に考えてみると、比べるのは大変失礼となりますが、歌舞伎の世界で、その子供に男性がいないから女性に継がせると言う考えを正と考えるのでしょうか?

歌舞伎に女性が出てきて女形をすることになれば、それはもう伝統的につながってきた歌舞伎ではなくなります。将来的に男性が全く歌舞伎をしなくなったとすれば、女性で行う歌舞伎が正しい歌舞伎となる未来もあるかも知れません。歌舞伎に女性がいないことを時代錯誤だ、女性差別だと言う人がいるのでしょうか?宝塚に男性が入っても、それが今の宝塚と同じと考える人いるのでしょうか?

 

天皇制と歌舞伎等を一緒に並べるのはおかしいのかも知れません。

ただし、天皇制とは我が国の根幹であり、文化であり、芸術でもあるものだと考えています。

とても大事なものであるはずなのです。

 

男系男子の万世一系の継続が不可能となる可能性が高く、他に何の方策もないのであれば別です。その時には女系天皇と言う可能性も出てくるでしょう。今からそのことを明記しても構わないと考えます。しかし、現時点では今の万世一系が継続できる方策があるのですから、そのことを理解して進めるのが正しいやり方と考えます。

 

まとめると個人的には与党案に賛成しますが、女性皇族の配偶者と子供の身分に関しては再考すべきと考えます。

 

また、本来であれば、日本国憲法において、天皇陛下は「国政に関する権能を有しない」と定められており、政治的介入は一切禁じられています。国政に関するすべての行為には内閣の助言と承認が必要とされ、政治的な影響力を持つことや、権力を行使することは憲法違反となります。しかし、神道における最高の祭司(大祭司)の立場として、その後継者の選出と言うことに関しては、現在の皇族と内閣を交えて陛下を中心に話し合うことも必要ではないかと考えます。これは政治介入とならないのではと勝手に考えるのですが如何でしょうか?

 

最後にオランダ・ベルギー公式訪問前の陛下の御言葉に関しては、その御言葉の意味するところは陛下のみ知ると言うことだと思います。周りがとやかく言うこと自体失礼だと感じ、その御言葉をそのままとって、より多くの国民が理解し賛同する様に丁寧に説明する義務が国会議員にはあると考えます。

 

私は天皇陛下は我が国の象徴であり、現在の陛下の様に国民を思っていただける方がその座につかれる限りは天皇制はずっと続いてほしいと考えています。そして正しいか正しくないかは別として万世一系として男系でその流れが続いてきたとするならば、先ずは男系男子で続けられる限りにおいては男系男子、敬宮様が受け入れて下さり敬宮様が幸せになれるのであれば直系を継続すると言う意味で歴史上存在した女性天皇として敬宮様に次期天皇となって頂き、悠仁親王殿下にはその後の皇位継承権を続いて頂きたいと考えています。天皇としての役割の大きな部分として神道における最高の祭司(大祭司)の立場があるならば、それを近くで見て感じてきた敬宮様がその座を受け継がれるのが先ずは一番であり、その後として悠仁親王殿下に学んで頂き、また、もし、養子皇族の男系男子に男子が生まれたならば、その後に続く継承権を守って頂ければと考えています。

女性皇族の皇位継承権に関してですが、現時点でも男系男子にて皇位継続が困難となったことを念頭に男系直系、男系傍系、それがかなわない場合には近い女系直系、女系傍系の順番にするしか方法はないと考えます。