TO | ネイティブ10歳児の英語

TO

基本動詞の旅はまだまだ続くが、今回から前置詞のスケルトンイメージについても解説したいと思う。

基本動詞は前置詞を伴って慣用的に使われることが多く、

基本動詞を使いこなすには、前置詞の語義の習得も避けては通れない。


一回目は to をとり上げたい。


to は「到達点や目的地へと進んで」というのがそもそもの意味。

到達点までに一定の経路を経て至る全体の動きを指し示す。その動きがあたかも目で追える感覚だ。

結果的にその到達点や目的地と向き合うというニュアンスが伴う。


I walked to the bus stop. 僕はバス停へ歩いていった 


この文例の場合、バス停まで到達したことを意味する


toward は「~へ向かって」と単に方向のみを示し、

for は行き先を示すのみ。到達したかどうかは明確ではない


この目的地まで到達するイメージが以下のような to の様々な使い方を生んでいる


She is close to tears. 彼女は今にも泣きそうだ (涙に今にも到達するイメージ)


invite him to dinner 夕食に彼を招待する (夕食に彼を到達させる→招く)


play all kinds of sports from table tennis to wrestling

卓球からレスリングに至るまであらゆるスポーツをする (レスリングにまで及ぶ、到達するイメージ)


Please talk to me about your future. 君の将来について私に話して下さい (私に到達するように話す)


have a seat next to him 彼の隣に座る (彼の隣りに到達するようにすわる)


a key to the door ドアのかぎ (ドアに到達する鍵、すなわちドアに付属する鍵)


I prefer tea to coffee. 私はコーヒーより紅茶が好きだ

(コーヒーに到達しコーヒーを指し示しながら、コーヒーよりも紅茶が好きだ)


dance to music 音楽に合わせて (音楽に到達する、あたかもピタッと合わせるように踊る)