HAVE ③
では今回はhave の3回目。
これまで2回に渡って説明してきた have は、私自身その使い方にあまり苦労した記憶はない。
have が動作でなく、自分のものとして持っているという所有を表すのも
日本語の持つの用法と変わらない。「軽井沢に別荘を持っているんだ」 普通に日本語でもいう。
また、経験するという意味での持つの用法も、have a good time, have a party といった
慣用的な表現に既になじんでいたため、すぐに他の文脈へ応用できた。
しかし、苦労したのは、これから説明する ~させる、~してもらうという have の用法である。
とっさに使いこなせるまでかなりの時間を要したと思う。
have人 do 人が~する状態を持っている→ 人に~をさせる 人に~してもらう
I will have the boy come in next. 次にあの少年に部屋に入ってもらおう
I will have to have a repairman fix the air-conditioner. 修理工にエアコンを直してもらわなくちゃ
I had him paint the wall. 彼に壁のペンキを塗ってもらった
You should have a mechanic look at this car before you buy it.
この車を買う前に自動車工に見てもらうべきだ
「これは 人が~する状況を持っている」というとらえ方をすると扱いやすくなる。
あの少年が部屋に入るのを、修理工がエアコンを直すのを、彼が壁を塗るのを、
自動車工が車を見る状況を、主語である「私」や「あなた」がそれぞれ持つという意味である。
そう表現すると、英語では人に~させる、してもらうという意味に聞こえるのだ。
この場合、修理工や自動車工のように、
しかるべき職業の人に(お金を払って)仕事やサービスをさせる、してもらう
あるいは、(目上の者が)目下の者に~させるというニュアンスが伴う。
したがって
× I had my teacher check the essay. 私は先生に作文をチェックさせた
○ I asked my teacher to check the essay. 私は先生に作文をチェックしてもらった
再度、ポイントをまとめよう。
have は、状況を持つ、経験をするのhave となんら変わらない
have a good time, have a party →楽しい時やパーティといった状況を持つ
この表現に慣れたら、
楽しい時やパーティの単語レベルで表現していたパートを文に換えるのだ。
楽しい時やパーティに代わりに、誰が何をすることを(状況として)持ちたいのか。
また、その誰かが、業者や担当者、目下の者や部下であることに留意しよう。