HAVE ②
では前回から引き続き、have を取り上げたい。
まず、軽く前回までのポイントをおさらいしておこう。
have は自分の陣地内に存在するもの、所有するものを示すというのがスケルトンイメージ。
I have a house. 家を自分のものとして所有しているの意で、家を持ち上げているという意ではない。
have に続くのは、人やモノのみならず、問題や考えなどのより抽象的なものも可。
動作を表す動詞とは異なり状態を指し示し、開始と終了が明確でないため進行形はとらない。
そしてhave はさらに、経験や状況を持つ、すなわち、経験するという意味がある。
have a party パーティを開く
have a meeting 会議を開く 打ち合わせる
have a holiday 休暇をとる
have a seat すわる
have an English lesson 英語の授業を受ける
have a good time 楽しむ、楽しい時を過ごす
have a hard time つらい時を過ごす
take の記事で以下のような表現をとることに触れた。
take a walk 散歩する
take a shower シャワーを浴びる
take a bath お風呂に入る
have でも同様な表現ができる。
takeと同様に、いずれもちょっと~をするといったニュアンスが伴う。
したがって何時間も継続される状況ではあまり使われない。
have a walk 散歩する
have a shower シャワーを浴びる
have a bath お風呂に入る
take のスケルトンイメージは、手にとって自分のところへ移動させる、受け入れる。
ただ単に手に持っているという have よりも能動的なニュアンスが伴う。
たとえば同じシャワーを浴びるでも、take a shower の方が have a shower よりも自ら進んで
シャワーを浴びる印象を与える。
連絡を受ける、事故にあう、義務や責任などがあるといった意味でも使われる
I have a responsibility to do it. 私にはそれをする責任がある
Do you have any work to do now ? 只今、何か用事がございますか?
I had a phone call from my brother yesterday. 昨日兄から電話をもらった
I had an accident. 事故にあった
have は食事などをとる、という意味でも頻繁に使われる。
have beakfast/lunch/dinner が典型的な例。
Let's have another drink. もう一杯飲もう
I would like to have coffee. コーヒーが飲みたい
I will have roast beef, please. (レストランなどで注文するときに)ローストビーフをお願いします
本能的な行為を表す eat やdrink の動詞を直接使うのに比べ上品な表現になる。
have が経験を意味し、その経験の始めと終わりが明確になる状況では進行形も使える。
He is having dinner with his friends. 彼は今友人と夕食をとっているところだ
We are having a good time. 楽しんでいます
They were having difficulty getting a taxi. タクシーを拾うのに苦労していました
いずれも、夕食をとる、楽しむ、タクシーを拾うといった一回完了の経験が想定されるため、
進行形も可能となる。
では今日はここまで。
次回のhave ではちょっと上級な使い方を紹介します。