あの日、僕は勇気を振り絞って聞きました。

「あのさ…彼氏いるの?」

送信ボタンを押した指が震えていたのを、今でも覚えています。

でも、待てど暮らせど返信は来ない。
旅行からは確実に帰ってきてるはずなのに…。

やっぱり僕はただの“酔っ払い担当”。
スナックに来る客の1人でしかなかったんだ。
それ以下でも、それ以上でもない存在。

「26歳、僕の青春…終了。」

そう思っていた数日後。
まさかの彼女から突然LINEが届く。

「旅行に行ったの、幼馴染みだよ」

えっ…幼馴染み!?
それって、男?女?どっち!?

ちなみに僕は異性の幼馴染みゼロで生きてきたので、男女の幼馴染みが数人で旅行なんて、理解不能。
しかも泊まりでしょ?
もう頭の中、完全に中学生レベルの妄想祭りです。

「これはもう、いろいろやっちゃってるやつじゃん…」

でも、冷静に考えれば僕はまだ“ただの客”。
付き合ってるわけでもないし、文句を言う資格なんてこれっぽっちも無い。

モヤモヤするけど、確実なのは“彼氏はいない”という事実。
これはチャンスじゃん!

今、俺はビッグウェーブに乗りかけている!!

そしてついに、遊ぶ約束までこぎつけました。
でも、いきなり二人きりは気まずい…ということで、僕の同僚と彼女の友達を誘って、4人で伊豆スカイウォークへ行くことに。

なぜ伊豆スカイウォークか?
それはもちろん【吊り橋効果】を狙ってです!

ここで豆知識:吊り橋効果とは?

高い吊り橋の上で感じるドキドキを、隣にいる相手へのトキメキだと脳が勘違いして恋に落ちやすくなる現象。
つまり、恋の必殺技です。

果たしてこの作戦は成功するのか!?
そして、約束した日に彼女は本当に現れるのか!?

次回、まさかの展開が待っています。
どうぞお楽しみに!