デート前日。
仕事を終えた僕は、大好きな彼女を乗せるために愛車をピカピカに磨き上げることを決意!

向かったのは近所のセルフ洗車場。
時刻は21時過ぎ。閉店まであとわずか…。

焦りながら必死に洗車していると、
「もう閉店なので帰ってください」と、無情にもスタッフが登場。

いやいや、まだ洗車してる途中でしょうが!!
(心の中でだけ叫びました)

結局、22時ジャストで照明がバツンッと消灯。
東京は…いや、僕が悪いんです。

それでも、暗闇の中でワックスを塗り直し、
愛車のパールホワイトを水垢ゼロのピカピカ状態に仕上げました(たぶん)。

この時の洗車場、後に「東京クロノゲート」ができて跡形もなく消えましたが、僕の青春の1ページにはしっかり刻まれています。

そして迎えた運命のデート当日。
待ち合わせ場所を聞いて、驚愕しました。

「住まい、世田谷です」

地方から上京した田舎者の僕が、
世田谷のお嬢様とデート!?

これはもう騙されてるに違いない…。
そんなことを考えながら、後輩をピックアップし、いざ出陣!

環八をひた走り、中原街道へ。
待ち合わせは、ENEOSスタンド向かいのコンビニ。

近づくにつれ心臓バクバク。
車を停めて、辺りを見渡す。

…居ない。

「やっぱりか…」

頭の中には、これまでの失恋未遂集が一気に再生。
直前で予定があるってドタキャンされるんだろうな…
もしくは既読スルー、最悪ブロック。

ネガティブ全開モードでスマホを見ると、
コンビニからスラッとした美女が!!

…間違いない、彼女だ!!

しかも友達を連れて、先に待っててくれたなんて…
もう神様に感謝。
「生きててよかった!」

目には入るのは、彼女だけ。
(友達、ごめん…)

そして僕の目に飛び込んできたのは、
彼女が手に持つ2リットルのペットボトル。

普通、デートに2リットルって…。
小さなペットボトルでも、水筒でもなく、2リットル。
もうこのギャップにやられました。

軽く挨拶を交わし、いざ伊豆スカイウォークへ出発!

車内では、トーク力無双の後輩が場を盛り上げ、
僕はチラチラ助手席の彼女を見てはニヤけるという怪しい男と化していました。

この先、奇跡の展開が待っているとも知らずに…。

次回、「吊り橋効果は本当に効くのか!?運命の伊豆デート編」に続きます!