政治経済の大変動や自然災害、さまざまな事故が、連日ニュースになっている。
この激動の時代に耐えることができる資産配分は「財産4分割法」と呼ばれ、世界中のエスタッブリッシュメントによって実践されている。
ヘッジの関係性を維持する配分は「不動産30%、現金預貯金30%、株など有価証券類30%、残り10%を金」と言われる。
そこで、気になる金価格であるが、現在1トロイオンス=1,200ドル付近を行ったり来たりしている。
金価格の変動要因は、
(1)利上げが意識されると下がりやすく、再利上げが実施されると回復する。
(2)原油安で金の採掘にかかるコストが下がると、金相場は下落する。
(3)中国や新興国の金需要が増し、官民による金の“爆買い”が続くと、価格は上昇。
(4)ウクライナ情勢で経済制裁を受けているロシアの中央銀行が金の積み増しを加速すれば上昇。
など、プロでも推測はとても難しいのだが、「有事の金」と言われ、これから最も注目される金融資産である。
買いのタイミングは、NY金価格が安い時に、円ドル相場が円高(ドル安)の時。売りはその逆で、NY金が高騰し円安が加速する時。しかし、為替相場の変動要因はパラメータが多すぎて、なかなか読めないんですよ。(米国の利上げは円安要因なのに、材料出尽くし?で一気に円高が進行したり、なまじ、ファイナンシャルプランニング技能士の知識があると、頭の中がパニックになる、爆)
※投資のターゲットとしては、金地金(ゴールドバー)より、アンティーク・コインなどがよろしいかと。
私の場合、「カナダ・メイプルリーフ金貨(1/2オンス)」が換金性も良くデザインも大好きで、50枚ほど持っていたことがある。(バブルがはじけて手放した、泣)
●さて、霊能力者 ジョセフ・ティテルの「2016年予言」
この、米国ペンシルバニア州在住のサイキックは、毎年元旦に、ネットラジオの3時間番組を通して、その年の予言を公開している。
77番によれば「金の価格は一時的に下落するが、それが終わると金は極端に暴騰する。これは2016年と17年に起こる。原因はドルの下落である」
82番では「中国の新しい通貨政策の実施で、ドルの暴落には歯止めがかからなくなる。これにともない、世界の市場はクラッシュする」
円安であればNY金の安値は帳消しになるが、この時に円ドル相場が今の水準と変わらないか、あるいは円高になっていれば、絶好の買い場ということだ。
さらに79番では「エリートは、統一通貨を導入した世界政府を樹立しようとする。そのためドルを暴落させようする。一方アメリカ政府は、ドルの暴落を阻止するためにあらゆることをする。ドルよりも早くユーロが暴落するように誘導する。これは成功してユーロは暴落するが、ドルもすぐにこれに続くことになる。エリートは、ドルの危機が迫っていることを国民の目から隠すために、国内でさまざまな事件を画策する」と、背後でうごめく企みを透視する。
最後に、ティテル氏は「未来は私たちの行動によって変わる」とも述べており、つまり、相場に関しては「自己責任で慎重に!」ということに尽きるのでしょうね。