【簿記論】総合問題の解答順序 | 税理士試験と日々の記録

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こんばんはニコ前記事で簿記論の総合問題の解答ペースがつかめず途方に暮れているといったような記事を書かせていただいたところ、隠れシステムアナリスト様がとても具体的なアドバイスを下さり、早速実践させていただいておりますキラキラ


お忙しい中、わざわざ私のためにお時間を使ってコメントを書いて下さり、本当にありがとうございました。

 

 

いただいたコメントについてですが、記事としてアップしても構わないと仰って下さったので、この記事の最後にそのまま掲載させていただきました。

 

 

さて、これまで漠然と解答していた総合問題についてですが、解答順序を専門学校や今回いただたアドバイスをもとに以下のように変更してみました。

 

1.問題を素読み&解答用紙を確認。すぐ解答できそうなもの、時間のかかりそうなものを判断する。

2.他に波及する可能性の高い現金預金の問題を解答

3.有価証券、固定資産、引当金(退職・賞与)の問題を解答

4.残った問題から、単純な数値の拾い上げでできるものを解答(未払法人税等や棚卸減耗損など)

5.最後に、集計に時間のかからないものから順に解答していく(大体最後に売上原価や貸倒引当金が残る)

 

この解答順序に変えてからいい感じの仕上がりになってきました爆  笑

 

特に2の現金預金の問題を先に解くというのが、効果が大きいように思います。

 

簿記論は全てを解答するというよりは、多数が取るところを確実に取って、点数を積み重ねていくという科目だと思うので、「最終値を合わせやすいものを確実に合わせるを今後は強く意識していきたいです。


もしかするとこの合わせやすいかどうかを見極めるということが、問題への感覚を研ぎ澄ますということなのかもですねアセアセ

 

 

最後になりましたが、1人占めしておくにはあまりにももったいないので、隠れシステムアナリスト様から頂いたコメントを以下に転載させていただきます。

 

『簿記論の解き方ですが、こんな感じでやっていました。
(もう購入されているかもしれませんが、TACの「総合問題の解き方」はおすすめです。)

・前TB、後TBの各項目について、それぞれ、各項目を区分に分け、固定資産は◎、有価証券は○、消費税は△、退引は□、賞引は●商品関係は▲などのように、一定のルールで各項目の横に印をつける。こうすると、前TB、後TBのそれぞれでグループ分けとそれらの対応ができる。

・総合問題は、まず最初から最後までざっと読み、上記の区分分けのルールで、小問の項目ごとに◎や○などの印をつけていく。

・問題を解くとき、最初の現金関係だけ問題の全体に絡むので、先に解き、あとは点数の取りやすい固定資産、有価証券、賞引、退引などのグループから解いてみる。(固定資産や有価証券などは、意外と他グループとの絡みは少ない)

・図が出てきている場合、図と文章を対応されるため、現金関係などは図の各項目に番号を付け、文章と対応させる。

・グループでは、固定資産、有価証券を優先して解き、そのグループ内でも、絡みの多いもの(減価償却費)は後回しなど、絡みの少ない(集計の少ない)ものを確実に合わせる。

・商品関係は、期末商品、減耗など絡みの少ないものは先に解き、売上原価など絡みの多いものは後回しにする。

・最初から総合問題は2回転前提で、1回転目に確実に解けるものを解いて合いにくいものは飛ばし、2回転目で合いにくいものを解くという方法もある(本番では難しいかもしれない。)

・貸引、売原、売掛金など、最終値の合いにくいものと、消費税、賞引など合いやすいものを感覚的に覚えていき、合いやすいものを確実に合うように解いていく。

なお、解き方ですが、毎回エンドレスで最後まで解くよりは、エンドレスで解くときと60分などの時間制限で解くときを分けたり、または、60分でペンの色を変えたりと、時間制限は意識したほうが良いと思います。
合格したのが4年前なので、情報が古いかもしれませんが、もし参考になればと思い書いてみました。』