こんにちは昨日はこちらのブログでおなじみの簿記講師さんこと平井先生の「科学的で戦略的な学習方法セミナー」に参加してきました。
~以下長くなると思いますがよろしければお付き合い下さい~
会計系の勉強をされている方はご存知の方も多いと思いますが、平井先生はご自身の公認会計士受験時代や講師時代のご経験から編み出された独自の学習方法をお持ちで、そのノウハウをブログや会計人コースなどの記事に惜しみなく公開して下さっている太っ腹な先生です
簿記1級時代から勉強方法の相談にのって頂いたり、わからない問題を質問させてもらったり、先生が監修された会計人コースの付録を愛用させてもらったりとお世話になりまくっています。
今回私が参加させてもらったのは学習方法のセミナーだったのですが、今まで先生が書かれた学習方法についての記事はほとんど読んでいる(と思います)し、個別に過去問の分析や使い方のアドバイスをして頂いたことなどもあるので、正直新しいことを吸収するというよりは、これまで教わったことの総復習ができればいいかなという気持ちでした。
しかし実際にセミナーを受けた後に思ったことは、「知っている」と「できる・習慣化している」の間には大きな大きな差があるということ
何度も先生が書かれたものを読んできているので、話して下さることの中には知っていることも多かったですが、それが実際にできているのかと言われると全然できていなかったです
昨日はワークの時間もあったのですが、おススメの勉強法の1つである「テキストで学んだことを自分の言葉にして、他人に説明してみましょう」ということをやりました。
ワーク内ではさまざまな学習ジャンルの方がいるのでテキストの代わりに、とある歴史の都市伝説について説明することがお題になりました。
はじめて目にする都市伝説の概要が記載されているプリントを数分間読んで、論点をつかんで、皆さんに説明するという作業としてはごくごく単純なことなのに難しいしどろもどろで発表を終えました。恐らく最年長の参加者のはずなのに情けないです
ただ恥をかいたかいあって、ああいう風に言えばよかったとか、あそこがポイントだったなと帰り道で思いつくことがあり、今朝、夫に昨日のお題を改めて説明したところ、理解してくれたようでした
一生懸命暗記した財表の理論は一晩ですっかり忘れてしまうのに、何の前知識もなかった歴史の都市伝説のことは翌日でも鮮明に頭の中に残っていて、「理解したことを自分の言葉で説明する」ということの重要性を体感しました。
他にも別ワークで自分の勉強方法の弱点を炙り出しできたので、1つ1つ潰していこうと思います。テキストやWEBなど一方的に読むだけ聴くだけのものだと、いつの間にか自分のやりやすい方向に流れてしまうので、今回のように対面のセミナーがあればまた参加させてもらって随時軌道修正していくようにしたいです。
最後になりましたが、初めてお会いした平井先生は普段メールでやり取りして下さっている文面通りの明るく優しい先生でした。
そんな先生のセミナーですから参加者の方も勉強熱心で気遣いのできる方ばかり。とても楽しく学びの多い時間を過ごすことができました。
隣の席の方と途中まで世間話をしながら帰ってきたのですが、彼女はセミナーの前日に開催されたビジネスゲーム(こちらも平井先生主催です)の方にも参加されたそうで、話を詳しくきいているうちに自分もやってみたくなってきました。次があったらその時は絶対に参加しよっと。
長くなりましたが、以上セミナーレポです