1日(月)、ＪＲ仙台駅から仙石東北ラインに乗り、野蒜駅（宮城県東松島市）で降りた。

（仙石東北ライン・快速石巻行き＠仙台駅）

（野蒜駅）

かつて野蒜駅で降りて大高森まで歩いたことがあるが、その頃の野蒜駅はいまの野蒜駅ではない。かつての野蒜駅は東日本大震災で被災し、復旧の際、野蒜駅は高台に移転したのだ。

新しい野蒜駅で降りて旧駅方向へ下りてゆく。旧駅は震災復興伝承館となり、旧ホームが遺構として保存されていた。

（野蒜駅・旧ホーム）

（震災復興伝承館）

慰霊碑に手を合わせ、伝承館を見学して野蒜駅へ戻ろうと思ったが、仙石線の廃線跡があることに気づいた。歩きやすく整備されており（本当はサイクリングロードのようです）、隣りの東名駅方向へ歩いてみることにした。

（亀岡トンネル内も通行可能）

（東名駅跡。新駅は高台に移転）

東名駅跡を過ぎて鞍部を抜けると松島湾沿いに出た。

この先でサイクリングロードは内陸側に向かうが、旧線に沿って進めそうな道もあった。防波堤沿いの道に立入禁止の標識はない一方、「こちらへどうぞ」という案内もない。一寸迷ったが、サイクリングロードを進んで新しい仙石線の高架線をくぐり、県道（奥松島パークライン）に合流、隣りの陸前大塚駅まで歩いた。

（新しい高架線を走る仙石東北ラインの列車）

（陸前大塚駅に到着）

野蒜旧駅から石巻方のサイクリングロードもあると思われ、次の機会があればそちらも歩いてみたい、と思いました。。

仙石線の廃線跡を歩く