鳥取県の民謡で、「カワイヤノー、カワイヤノー」という掛け声の入るのは何節でしょう。 | KMプロデュースのブログ

KMプロデュースのブログ

アタック25や日記、そして自分が独自視点でTVゲームをプレイしたデータなどをメインで頑張って更新しています
なお、アメンバー承認に関しては開設者本人の素顔を知る身近な方のみしかしませんのでご了承願います

今週の問題

鳥取県の民謡で、「カワイヤノー、カワイヤノー」という掛け声の入るのは何節でしょう。

 

選択肢

・おはら節

・安来節

・さんさ節

・追分節

・貝殻節

 

正解…貝殻節

 

解説

踊りの振り付けがいくつか作られて、鳥取県を中心に「鳥取民謡」として盆踊りなどで広く踊られているという貝殻節は、鳥取市気高町浜村温泉発祥の民謡で、日本海岸で働く漁民の労働歌です。

いつから歌われてきたかはっきりしていませんが、鳥取県気高町(浜村温泉を含む)の海岸一帯に、過去何年か一度に帆立貝(実際にはイタヤガイ)が多量発生していたことがよくあったそうです。

漁法は「ジョレン」という馬鍬のような漁具で、網をつけた舟で底曳き漁をしていましたが、この櫓こぎという作業が大変な重労働で、そういう時に歌われたのがこの歌です。

歌詞はこちらになりますが、現在は「何の因果で 貝殻漕ぎなろうた」で始まる歌詞が広く定着しています。↓

 

 

浜村温泉で室内の宴会の折りなどに芸者またはプロが踊る場合には、両手に小さな皿を持ってカチカチ鳴らして、貝殻を持っているかのように踊ることも行われています。

 

 

 

おはら節は鹿児島県、安来節(やすぎぶし)は島根県、さんさ節は三重県、追分節は長野県でそれぞれ謡われている民謡です。