名誉を傷つけられると、失ったり、丸つぶれになり、逆に名誉が高められると施すものといえば何でしょう | KMプロデュースのブログ

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今週の問題

名誉を傷つけられると、失ったり、丸つぶれになり、逆に名誉が高められると施すものといえば何でしょう。

 

選択肢

・威厳(いげん)

・名声(めいせい)

・面目(めんぼく)

・面子(めんつ)

・傲慢(ごうまん)

 

正解…面目

 

解説

同じ熟語でも「めんもく」や「めいぼく」という言い方がある「面目」(めんぼく)は人に合わせる顔、世人に対する体面や名誉、または世間からの評価を意味します。

 

自分の名誉に傷をつけること・・・「面目を失う」

体面・名誉がひどく傷ついて他人に顔向けできなくなること・・・「面目丸つぶれ」

評判を高めること、世間体や名誉を保つこと・・・ 「面目を施す」

 

といった形で使います。

 

・「めいぼく」の読み方の場合、平安時代の長編物語である宇津保物語十九巻の楼上(ろうじょう)「上」で、

「大じんどもの『この国のための、限りなき面目をひろめん』と言ひ出だし立てし事を」

という言い出しがあります。

意味は面目(めんぼく)と同じですが、読み方として「面目丸つぶれ」(めいぼくまるつぶれ)といった言い方はしませんので不正解、「めんもく」という読み方の場合は顔つきを意味するため不正解となります。

 

 

・威厳という意味は近寄りがたいほど堂々としていて厳かな事ですが、この言葉を使った慣用句では「威厳を保つ」、「威厳に満ちた態度」といった使い方をします。

 

・名声(めいせい)という意味は名誉ある評判です。この言葉を使った慣用句では「名声を博する」、「名声に傷がつく」といった使い方をします。

 

・面子(めんつ)の意味は面目と殆ど同じですが、この場合は「面子を立てる」、「面子がつぶれる」、「面子にかかわる」といった使い方になりますので使い分けに注意が必要です。

これ以外に麻雀をするためのメンバーや会合などの顔ぶれを意味する言葉でもあり、「面子がそろう」といった使い方をします。

 

また麻雀用語でも存在していて、

①「123」のような連番3枚で揃える順子(シュンツ)

②「222」「發發發」のような同じ牌3枚で揃える刻子(コーツ)

③刻子にもう1枚同じ牌が加わり、「發發發發」といった槓子(カンツ)

以上3点をひっくるめて完成面子と言います。あと一手で完成面子になる未完成面子というのもありますが、一般的には完成面子のことを指す場合が多いです。.

 

・傲慢(ごうまん)の意味はおごりたかぶって人を見くだすことです。「傲慢な態度」、「傲慢無礼」といった使い方をします。