Hola a todos! みなさん、こんにちは!
スペイン語を身につけて、楽しく
スペシャルな毎日を生きたい人のための
スペイン語コーチ、デニス昌代です
新しいおうちに引っ越して
もうすぐ半年が経ちます。
私、バシバシ断捨離しちゃうのですが、
夫はなんでも取っておく人。
何かを買った後に、
その空箱をどうするか夫に聞くと、
「Guarda! Guarda!
(とっておいて、とっておいて)」
と必ず言います
何から何までとっておくので、
ストックルームはいつも満杯。
電化製品が入っていた箱
洋服をかったときの袋
骨の折れたビニール傘(5本ある)
骨がおれたビニール傘を
以前、捨てようとしたら
すごく怒られました。
「キューバに持っていったら、
直して使える」
いや、キューバにもっていく
飛行機代がいくらかかるか、知ってる?
って話しなんですけどね。
アメリカからいまだに
経済制裁を受けていて
とても貧しいキューバ。
お金もないけど、
お金があっても物がない
だから
何も買えない。
買えなければ直すしかない。
なので、キューバではあらゆるものの
修理屋さんがいます。
骨が何本も折れた傘でも
残りの骨やビニールを材料にして、
他の傘を直せるので買い取ってもらえます。
昔のアメ車が残っているのも、
傘と同じです。
あれも、革命前にアメリカから
キューバに入っていた車を
60年たっても直して使ってるんです。
だって、新しいもの入ってこないから。
キューバ人に
新車か中古車、どっちがいいかきくと、
「中古車がいい。
しかも古い方がいい」
っていいます。
なぜなら、
新車は替えの部品が
入ってこないけど、
昔の車は部品がいっぱいある。
自分たちで直せちゃうんですよね。
うちの夫がキューバで
乗っているバイクも修理したもの。
すごい古いバイクを買い取り、
全部解体して、部品を入れ替えて、
また一から組み立てたんですよ。
↓これです。
プラモデルじゃないんだから、
一般人がバイクを一から組み立てるなんて
日本じゃありえない
それがキューバでは
ありえるんですよね。
なんでもあり。
日本では修理するより買った方が
安いということがよくあるけど、
キューバでは本当にみんな物を大事にする。
そして、修理趣味。
キューバに行くたびに、
資本主義でよごれてしまった自分を
深く反省するのでした。
懺悔
ちなみに、狭い我が家では、
キューバのようにしていると
あっという間にものを置く場所が
なくなってしまいます。
なので、夫がいないときに
こっそり袋や箱は捨てています。
というのは夫には内緒で
それでは、また~