閑話休題。
最近に始まったことじゃないかもしれないけど、アナウンサーの話す日本語がおかしいと思う。
それも、ニュース番組のアナウンサーの日本語ですら、だ。
この際だから、千歩譲って「汚名挽回」みたいなベタな間違いとか、「お伺いになられる」みたいにとっさの敬語がちぐはぐになったとかそういうものは除外しよう。
個人的に一番気になるのは「におってください」だ。
細かい状況は忘れたが、あるアナウンサーが食品の香料か何かのサンプルを前にして、隣の出演者に「ちょっとこれをにおってみてください」と言っていた。幼稚園児かと思った。
そのほかには、「○○総理的には・・・」「全然面白い」なんていうのも聞いたことがある。
語学のセンスがないにもほどがある。それ以前の問題かもしれない。
別に、万人が常に教科書どおりの日本語を使うべきとまでは思わないし、音便(遊んだ、蹴った、等)なんてのは人々の会話の中で音が変容して定着したものなわけで、それこそ言語の柔軟性をあらわすいい例だと思う。
ただし、それはあくまでその言語を使う人たちが総体として選択した変化であって、少数の×××もといスットコドッコイさま(最大限配慮した言葉)がプロ意識のかけらもなく垂れ流す言葉によってもたらされるべきではないと思う。
ひょっとしたら、馬鹿な王様の独善によって発生した方言なんてのも歴史的にはあるのかもしれないけど、個人的には、アナウンサーは王様じゃないと思うし。
あ、でも清廉潔白たるべき政治家に限って私利私欲の権化が少なからずいるってくらいだから、アナウンサーも然り、とも考えられる。
でもって、これが皮肉だと気づかないようなアナウンサーだから、識者気取りで政策批判ができたり、勝手に犯罪被害者の代弁を声高にできたりするわけだ。
なるほどね。