2024年度の全仏オープンテニスは第三シードのC.アルカラス選手が優勝しました。
C.アルカラス(3) 6 2 5 6 6
A.ズベレフ(4) 3 6 7 1 2
本大会では第一シードのジョコビッチ選手が試合中の怪我で棄権し、第三シード対第四シードの決勝となりました。
もっとも第二シードのシナー選手が敗れた相手はアルカラス選手(準決勝)ですし、ズべレフ選手は"クレーキング"ナダル選手を破っての決勝なので、楽しみにしていました。
(お気に入りの振動止です)カ
この試合の展開は、個人的には不思議な感じがしました。
お互いの調子が良くてガチの打ち合い、という時間帯は多くなく「一方の調子が良いときは相手の調子が(少し)落ちて」セットが決まる、ようにみえました(あくまでも私見です)
特に第三セット、途中までアルカラス選手がリードしていてこのまま決まるのか、と思ってみていたところ、ズべレフ選手が4ゲーム連取して逆転しました。
このとき、ズべレフ選手のテニスも良かったですが、それ以上にアルカラス選手のプレイが今一つだったように見えました。
個人競技で3時間を超すことも多いテニスの試合では体調をはじめ様々な理由でベストプレイを続けることは困難ですが、観ていて「?」と思いました。
ただし、その後のアルカラス選手の集中力は見事で、2セットを連取して初のタイトルを手にしました。凄い集中力だと思いました。
ズべレフ選手はクレーコートでも変わらずエースを取れるサービスが凄いと思いました。
ズべレフ選手はまだ27歳、グランドスラムの決勝進出もまだまだチャンスがあると思います。
怪我に気をつけて続くシーズンを頑張って欲しいです。