タイトルが気に入って録画・鑑賞した映画が印象的だったので、ここに書いてみることにしました。

 

★★★★(脚本・役者の演技も良かったですが、なにより結末が予想外でした)

 

監督: ジェゼッペ・トルナトーレ(ニュー・シネマ・パラダイス他)

主演: ジェフリー・ラッシュ(パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ、シャイン他)

   シルヴィア・フークス(ブレード・ランナー2049他)

 

(ネットに落ちていたものです)

 

V.オールドマンは美術鑑定士として実績を積み上げた名士だったが、その一方で競売人としての地位を利用して好みの女性画を不当に安い価格で入手し一人で愉しむ別の顔を持っていた。ある日、オールドマンは「両親の残した美術品の鑑定」を若い女性から依頼されるが、いつも約束の場所に彼女は現れなかった。

 

 

 

この映画は2013年の映画です。全然新しくありません。たまたま私は「全く予備知識無し」で鑑賞しました。

 

主演の俳優がパイレーツ・オブ・カリビアン・シリーズのバルボッサ船長役のJ.ラッシュさんであることは映画の後半になってようやく気付きました。

 

この映画はV.オールドマンの視点で話しが進んでいきます。姿を見せない依頼人の謎と共に、鑑定を依頼された家でみつかる不思議な機械(歯車の破片)が伝説のオートマタではないか、といくつかの伏線が展開されていきます。

 

最後まで観ると全ての伏線がつながります。

この映画を愉しめた最大の要因は、この映画の情報を全く知らずに鑑賞したことだと思っています。なので、この映画については「ジャンル」も紹介しません。

 

ストーリーの出来としては"★5"でもよいと個人的には思うのですが、観終わった感想から"★1"減としました。

映画の出来というより、個人的な好みです。これ以上はネタバレになってしまうので詳細のコメントは割愛します。

 

 

この映画を薦めるとしたら、ストーリーを追いかけて(伏線から結末を予想して)、映画の最後で答え合わせを楽しめる

人、でしょうか。

万人受けする映画ではありませんが、個人的には「また観たい」と思わせられたため、ブログ記事に載せてみました。

 

追記)この映画はイタリア映画です。2013年度のダヴィッド・ディ・ドナテッロ作品賞を受賞しています。