6/7(金)はさっさと帰宅したかったのですが、自宅に着いた時は、第一セットのジョコビッチ選手のサービスがブレークされたところでした!!
それから四時間余り、テレビの前に釘付けでした。
結果は、ナダル選手がジョコビッチ選手を破りましたが、凄い試合でした。。。
第一セット:6―4(ナダル)
緊張感のある出だしでしたが、第七ゲームのジョコビッチ選手のサービスが破られ、そのままナダル選手が第一セットを先取しました。
(ナダル選手の場合、よくみる光景です?!)
第二セット:3―6(ジョコビッチ)
第二セットも序盤はナダル選手が押していたのですが、中盤に入ってジョコビッチ選手の調子が上がってきました。高い打点から打ち下ろす強打で「押さえつけたように」ジョコビッチ選手が取りました。
第三セット6―1(ナダル)
スロースターターのジョコビッチ選手にスイッチが入ったかと思ったところ、ジョコビッチ選手は急にバスルームブレークを取ります。
戻ってきたジョコビッチ選手の様子は明らかにおかしく、ナダル選手があっさりと第三セットを取りました。
第四セット6―7(ジョコビッチ)
ジョコビッチ選手の急な体調不良は「熱中症」だったのでしょうか。コートチェンジの際に首筋を氷で冷やすなどしているうちに、調子が戻ってきました。
一進一退を繰り返してタイブレークへ。先行して攻めたジョコビッチ選手の勢いは凄まじく、ジョコビッチが取り、試合は最終セットへ。
第五セット9―7(ナダル)
このセットの序盤、いきなりナダル選手はサービスをブレークされてしまいます。
その後はお互いにサービスキープを続けていましたが、勢いは追いかけるナダル選手側に移っていくようにみえました。
そして、ナダル選手は土壇場でジョコビッチ選手のサービスをブレークすることに成功し、試合はエクストラゲームに入りました(第五セットはタイブレークはないので…)
サービス順から常ナダル選手が先行する形になった第16ゲーム。やや単調になったジョコビッチ選手のボールをしっかり攻撃してトリプルマッチポイント(0-40)。
最後は、ジョコビッチ選手のフォアハンドがフカシ気味にベースラインを割って、ナダル選手が勝ちました。
故障していないナダル選手を止められるのはジョコビッチ選手しか考えられず、ジョコビッチ選手はどんな戦い方をするのか、を注目してみていました。
(以下、わたしの個人的な見方です)
ジョコビッチ選手の戦い方は、(クロス系ではなく)ストレート系のラリーを中心に組み立て、ナダル選手をベースラインに押し込めること、のように見えました。
これは4回戦の錦織選手がやろうとしていたことに近いような。
錦織選手の場合は、センターマーク付近にボールを集めてナダル選手がクロスに切りかえた際にカウンターでさらに鋭角に切り返す、意図を感じましたが、ジョコビッチ選手はもう少し余裕を持ってコートの幅を使っていたような…。
(ジョコビッチ選手が)これをできるのは、ナダル選手と「力負けせずに」打ちあえるからですね。
たまに足を(コートに)とられることはあっても、終始ナダル選手と真っ向から打ちあって、体幹がぶれないのは凄いです。
そして、ナダル選手の跳ね上がるボール(顔の高さ!!)を叩きつぶすように攻撃できることができるプレーヤーは、他に思いつかないですね・・・。
ゲームとしてはほぼ互角だった試合を分けたのは、ちょっとしたジョコビッチ選手の気の緩みでしょうか。
(いいのか、そんな事いって?!)
(試合をみていた人はおわかりですが)第16ゲームに入る前のコートチェンジの際、ジョコビッチ選手は、主審にクレームをつけていました(…behind court位しか聞き取れませんでしたが、コートが荒れてきたことに対するクレームだったようです)。一方のナダル選手はコートチェンジの際にじっと集中をしていました。
激しく打っているようでも、繊細にコントロールされたショットを打ちつづけることは、研ぎ澄ました集中力が必要と言われます。ジョコビッチ選手が緩んだわけでもないのでしょうが、最後までボールを打つこと(だけに)集中したナダル選手が勝利をたぐりよせたような気がしました。
この試合、いろんなことがありました。
・ナダル選手が遅延行為(time violation)でポイントを失う
・ナダル選手の「また抜き」(between leg)ショットでポイントを取る
・ジョコビッチ選手がネットタッチでポイントを落とす(ボール自体はジョコビッチ選手のエースでした)
・ドロップショット同士のラリー(説明できないけど、凄かった)
(勢い余ってネットに突っ込んでしまったジョコビッチ選手。疲れでしょうか…)
試合時間は4時間半余りかかりましたが、観ていて飽きませんでした。
さて、明日の決勝でナダル選手に相対するフェレール選手も、クレーコートが得意です。決勝戦も期待しています。
それから四時間余り、テレビの前に釘付けでした。
結果は、ナダル選手がジョコビッチ選手を破りましたが、凄い試合でした。。。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/00/e4c5nf3/40/fb/j/t02200175_0336026812945661137.jpg?caw=800)
第一セット:6―4(ナダル)
緊張感のある出だしでしたが、第七ゲームのジョコビッチ選手のサービスが破られ、そのままナダル選手が第一セットを先取しました。
![週末はE91でテニスコートにお出かけです](https://stat.ameba.jp/user_images/20130608/21/e4c5nf3/ab/a9/j/t02200134_0552033512568804713.jpg?caw=800)
(ナダル選手の場合、よくみる光景です?!)
第二セット:3―6(ジョコビッチ)
第二セットも序盤はナダル選手が押していたのですが、中盤に入ってジョコビッチ選手の調子が上がってきました。高い打点から打ち下ろす強打で「押さえつけたように」ジョコビッチ選手が取りました。
第三セット6―1(ナダル)
スロースターターのジョコビッチ選手にスイッチが入ったかと思ったところ、ジョコビッチ選手は急にバスルームブレークを取ります。
戻ってきたジョコビッチ選手の様子は明らかにおかしく、ナダル選手があっさりと第三セットを取りました。
第四セット6―7(ジョコビッチ)
ジョコビッチ選手の急な体調不良は「熱中症」だったのでしょうか。コートチェンジの際に首筋を氷で冷やすなどしているうちに、調子が戻ってきました。
一進一退を繰り返してタイブレークへ。先行して攻めたジョコビッチ選手の勢いは凄まじく、ジョコビッチが取り、試合は最終セットへ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/00/e4c5nf3/36/14/j/t02030249_0203024912945661135.jpg?caw=800)
第五セット9―7(ナダル)
このセットの序盤、いきなりナダル選手はサービスをブレークされてしまいます。
その後はお互いにサービスキープを続けていましたが、勢いは追いかけるナダル選手側に移っていくようにみえました。
そして、ナダル選手は土壇場でジョコビッチ選手のサービスをブレークすることに成功し、試合はエクストラゲームに入りました(第五セットはタイブレークはないので…)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140519/00/e4c5nf3/c6/c2/j/t02200302_0241033112945661136.jpg?caw=800)
サービス順から常ナダル選手が先行する形になった第16ゲーム。やや単調になったジョコビッチ選手のボールをしっかり攻撃してトリプルマッチポイント(0-40)。
最後は、ジョコビッチ選手のフォアハンドがフカシ気味にベースラインを割って、ナダル選手が勝ちました。
故障していないナダル選手を止められるのはジョコビッチ選手しか考えられず、ジョコビッチ選手はどんな戦い方をするのか、を注目してみていました。
(以下、わたしの個人的な見方です)
ジョコビッチ選手の戦い方は、(クロス系ではなく)ストレート系のラリーを中心に組み立て、ナダル選手をベースラインに押し込めること、のように見えました。
これは4回戦の錦織選手がやろうとしていたことに近いような。
錦織選手の場合は、センターマーク付近にボールを集めてナダル選手がクロスに切りかえた際にカウンターでさらに鋭角に切り返す、意図を感じましたが、ジョコビッチ選手はもう少し余裕を持ってコートの幅を使っていたような…。
(ジョコビッチ選手が)これをできるのは、ナダル選手と「力負けせずに」打ちあえるからですね。
たまに足を(コートに)とられることはあっても、終始ナダル選手と真っ向から打ちあって、体幹がぶれないのは凄いです。
そして、ナダル選手の跳ね上がるボール(顔の高さ!!)を叩きつぶすように攻撃できることができるプレーヤーは、他に思いつかないですね・・・。
ゲームとしてはほぼ互角だった試合を分けたのは、ちょっとしたジョコビッチ選手の気の緩みでしょうか。
(いいのか、そんな事いって?!)
(試合をみていた人はおわかりですが)第16ゲームに入る前のコートチェンジの際、ジョコビッチ選手は、主審にクレームをつけていました(…behind court位しか聞き取れませんでしたが、コートが荒れてきたことに対するクレームだったようです)。一方のナダル選手はコートチェンジの際にじっと集中をしていました。
激しく打っているようでも、繊細にコントロールされたショットを打ちつづけることは、研ぎ澄ました集中力が必要と言われます。ジョコビッチ選手が緩んだわけでもないのでしょうが、最後までボールを打つこと(だけに)集中したナダル選手が勝利をたぐりよせたような気がしました。
この試合、いろんなことがありました。
・ナダル選手が遅延行為(time violation)でポイントを失う
・ナダル選手の「また抜き」(between leg)ショットでポイントを取る
・ジョコビッチ選手がネットタッチでポイントを落とす(ボール自体はジョコビッチ選手のエースでした)
・ドロップショット同士のラリー(説明できないけど、凄かった)
![週末はE91でテニスコートにお出かけです](https://stat.ameba.jp/user_images/20130608/21/e4c5nf3/5f/0a/j/t02200176_0396031612568804712.jpg?caw=800)
(勢い余ってネットに突っ込んでしまったジョコビッチ選手。疲れでしょうか…)
試合時間は4時間半余りかかりましたが、観ていて飽きませんでした。
さて、明日の決勝でナダル選手に相対するフェレール選手も、クレーコートが得意です。決勝戦も期待しています。