さて。観光を中心に書いていこうと思うのですが、いかんせんヨーロッパでの私の観光的興味というと、「教会」「美術」に偏っているので、教会中心にお送りします。


マルタは、カトリックの国です。無宗教の人もいます。プロテスタントも若干いるそうですが、マルタ人=基本カトリック。マルタに住んでいる外国人で、イスラム教の人もいます。(トルコ人たち、友達のガーナ人もそうでした。)純粋なマルタ人でイスラム教に改宗した人が、一人いるそうです。なんと約40万人の国民のうち、たった一人ですよ?!彼女は、タレントのような仕事もしているそうなので、マルタ人で彼女のことを知らない人はいないとか。



そんなマルタでは、一日に一つの教会をまわったら365日では足りないというくらい教会があるんだけど、まずは学校の近くで見かけた現代的な教会。かわいいよね。
La vita e Bella.


これはスリーマの教会。海に面していて印象的でした。
La vita e Bella.


そしてこれが、マルタで一番有名な首都バレッタの聖ジョン大聖堂。外観はこのように素朴な感じなんだけど、中が絢爛豪華!!!外と中のギャップがすごい。
La vita e Bella.


これも聖ジョンですが、見てわかるように、マルタの教会は時計が2つ以上あるところが多いんです。これ、1つは正確な時刻を表す時計です。そしてもう1つの時計は、全然違う時刻をさしてるの。その理由は、昔からの言い伝えで、悪魔を惑わせるためにわざと変な時刻にしてるんだって。面白いよね。
La vita e Bella.


そしてこれが、聖ジョンの内部です。教会の中って撮影が難しいんだよね。大きいから全部写真に入らないし。ってことで、写真では全然伝わりませんが、相当豪華な教会です。

最初の記事で説明したように、マルタ騎士団は8つの国から構成されていたので、この教会もそれぞれの国の騎士に対応できるよう、8つの礼拝堂があります。

また、教会付属の美術館では、カラヴァッジョの絵画も2枚見れるので、それで6ユーロは安いでしょう。カラヴァッジョはイタリアで殺人を犯してマルタに逃亡していたのです。本人はマルタ騎士団に入れることを願って、権力者の注文に応えて作品を制作したりしていたのですが、過去のためか、マルタでもまた酒と女性におぼれるようになってしまったためか、結局騎士となることは叶いませんでした。

カラヴァッジョ大好きだから、実はこの教会には3回も行ってしまいました。この件に関しては、悔いなし♪
La vita e Bella.


これは、セングレア?(多分。コスピークワでもヴィットリオーザでもないと思う。。)で有名な塔です。この目は、魔よけの意味があるそうです。トルコのナザルボンジュウみたい。意外と小さい塔でした。このまわりが公園のようになっていて、行った時もカップルがいちゃいちゃしていました。
La vita e Bella.


塔に行く途中に見つけた、配色がかわいい家。バレッタやイムディーナなど、所謂古都と言われる街は、中世の香りが漂っていて、パーチャビル、サンジュリアン、スリーマ等の観光客向けの海や都会的な印象の場所とは違った魅力があります♪
La vita e Bella.


La vita e Bella.


これは途中で見つけた教会ね。日曜日で、地元の人たちがたくさん集まっていました。そこまで大きくない教会だけど、色彩が好みだった。
La vita e Bella.


また、この日はこの地域で重要な日だったのか、宗教的な衣装に身を包んだ子供たちや、大人(話を聞いたところ、大人たちは職業のようでした。)たちもたくさんいました。
La vita e Bella.


このおじいちゃんはグランドマスター(元首・統領)のコスプレ?です。良い人でした。
La vita e Bella.


La vita e Bella.


これは、マルタ南部の漁村、マルサシュロックの教会です。濃いはちみつ色で、柔らかい曲線が女性的で、かわいくてとっても気に入った教会の一つです。左側の時計、とれちゃったのかな?
La vita e Bella.


マルサシュロックでは市場が有名。行ったのが日曜日じゃなかったからか、魚市場は出てなかったんだけど、たくさんのおみやげ物屋が出ていて、安く帰るところです。

首都バレッタからバスで40分くらい。でも、それでもバレッタから47セントで行けるから、安いよね。
La vita e Bella.

魔よけの意味がある、目のグッズも売られています。
La vita e Bella.