あとかくしのゆき

 

跡隠使アトカクシのユキと ゆきうさぎの ミミナガは

街の 1番高いビルの 上にいた。

 

雪は 秒針に 合わせて 

始まりの時のように

降りて 来る。

 

その雪は 跡隠しの雪。

 

1年 歩んで来た 足跡を 

真っ白に

静かに 隠していく。

 

でも

その雪は

街の 誰にも 見えはしない。

気づかない内に

誰のこころにも 降る雪だからだ。

 

見えるのは

跡隠使のユキと ミミナガだけだ。


街を 行く 人たちは

新しい年の 新しい時間に 向けて

歩いていく。

 

さぁ ミミナガ 12月の 終わりが 近づいている。

お前が たくさん付けた 足跡も 隠さないとね。

 

付けすぎた?

 

いいえ

頑張った 証アカシよ♫

 

ありがと ユキ。

 

ミミナガの 赤い目が 夕陽色に

溶け込こむと

2人は

新しい年の 1番目の 時の番人を 目指した。

 

まだ まだ

雪は 降り止まぬ。。。

 

by ひだまり.H

 

 

12月も もう 半ばまで 来ました。

早いですね。

 

その早さに 我が家は 

引越しに 向けて 正に 師走 。

ちょっと? かなり?

走っています(笑)

 

これから 

ますます 慌ただしくなりそうですので

今年の ブログアップを

今日で 最後に したいと思います。

 

2024年の1年間 ありがとうございました。

 

これから 寒さも 厳しくなります。

どうぞ

佳いお歳をお迎えくださいニコニコ

 

感謝